GLRENDERMODE
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xjman
名前
glRenderMode
- ラスタライズ処理のモードを設定する
書式
GLint glRenderMode(
GLenum mode )
引き数
- mode
-
ラスタライズ処理のモードを指定する。
次の 3 つの値を指定できる:
GL_RENDER,
GL_SELECT,
GL_FEEDBACK。
初期値は GL_RENDER である。
説明
glRenderMode はラスタライズ処理のモードを指定する。
この関数は引き数をひとつ(mode)取る。
この値は予め定義された 3 つの値のいずれかだと考えてよい。
- GL_RENDER
-
レンダリングモード。
プリミティブはラスタライズ処理され、
ピクセルフラグメントを生成し、これらはフレームバッファに書き込まれる。
これは普通使われるモードであり、デフォルトのモードでもある。
- GL_SELECT
-
セレクションモード。
ピクセルフラグメントは生成されず、フレームバッファの内容も
まったく変化しない。
その代わりに、レンダリングモードが GL_RENDER であったなら
描画されたはずのプリミティブの名前の記録がセレクションバッファに返される。
セレクションバッファは、セレクションモードに入る前に作成されていなければ
ならない(glSelectBuffer を参照)。
- GL_FEEDBACK
-
フィードバックモード。
ピクセルフラグメントは生成されず、フレームバッファの内容もまったく
変化しない。
その代わりに、レンダリングモードが GL_RENDER であったなら
描画されたはず頂点の座標と属性がフィードバックバッファに返される。
フィードバックバッファは、フィードバックモードに入る前に作成されていなければ
ならない(glFeedbackBuffer を参照)。
glRenderMode が返す値は、glRenderMode が呼ばれた時点での
レンダリングモードである(mode の値ではない。)。
それぞれのレンダリングモードに対して返される値は次の通りである:
- GL_RENDER
-
0。
- GL_SELECT
-
セレクションバッファに転送されるヒット記録の数。
- GL_FEEDBACK
-
フィードバックバッファに転送される値の数(頂点の数ではない)。
セレクション操作とフィードバック操作の詳しい説明については
glSelectBuffer と glFeedbackBuffer のマニュアルページを
参照すること。
注意
エラーが起きた場合、現在のレンダリングモードに関係なく
glRenderMode は 0 を返す。
エラー
GL_INVALID_ENUM:
mode が指定可能な 3 つの値のいずれでもない場合に起こる。
GL_INVALID_OPERATION:
レンダリングモードが GL_SELECT の時に glSelectBuffer が
呼ばれた場合に起こる。
あるいは、glSelectBuffer を少なくとも一度呼ぶよりも前に
引き数 GL_SELECT を指定して glRenderMode を呼んだ場合にも起こる。
GL_INVALID_OPERATION:
レンダリングモードが GL_FEEDBACK の時に glFeedbackBuffer が
呼ばれた場合に起こる。
あるいは、glFeedbackBuffer を少なくとも一度呼ぶよりも前に
引き数 GL_FEEDBACK を指定して glRenderMode を呼んだ場合にも起こる。
GL_INVALID_OPERATION:
glBegin と、その対になる glEnd の間で
glRenderMode を実行すると起こる。
関連する取得値
引き数 GL_RENDER_MODE を指定した glGet
関連項目
glFeedbackBuffer(3G),
glInitNames(3G),
glLoadName(3G),
glPassThrough(3G),
glPushName(3G),
glSelectBuffer(3G)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 引き数
-
- 説明
-
- 注意
-
- エラー
-
- 関連する取得値
-
- 関連項目
-
Time: 07:01:10 GMT, January 12, 2009