GLTEXCOORDPOINTER

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名前

glTexCoordPointer - テクスチャ座標の配列を定義する

書式

void glTexCoordPointer( GLint size,


                          GLenum type,
                          GLsizei stride,
                          const GLvoid *ptr )

delim $$

引き数

size: 配列要素ごとの座標値の数を指定する。 1, 2, 3, 4 のいずれかでなければならない。初期値は 4 である。
type: 各テクスチャ座標のデータ型を指定する。シンボル定数 GL_SHORT, GL_INT, GL_FLOAT, GL_DOUBLE のいずれかを指定できる。初期値は GL_FLOAT である。
stride: 連続する配列要素の間のオフセット(バイト単位)を指定する。 stride が 0 ならば、配列要素は密に詰められていると考えられる。初期値は 0 である。
ptr: 配列中の最初の要素の最初の座標を指すポインタを指定する。初期値は 0 である。

説明

glTexCoordPointer は、レンダリングの際に使うテクスチャ座標の位置とデータを指定する。 size は要素ごとの頂点数を指定する。 1, 2, 3, 4 のいずれかでなければならない。 type は各テクスチャ座標のデータ型を指定する。 stride は、ある配列要素から次の配列要素への距離(バイト単位)を指定する。これを使うことにより、頂点と属性をひとつの配列に詰め込むことも、別々の配列に分けて格納することもできる。 (実装によっては、ひとつの配列に格納するほうが効率的な場合がある。 glInterleavedArrays を参照すること。) テクスチャ座標の配列を指定する際には、size, type, stride, ptr はクライアント側の状態として保存される。テクスチャ座標の配列を有効または無効にするには、引き数 GL_TEXTURE_COORD_ARRAY を指定して glEnableClientState または glDisableClientState を呼ぶこと。テクスチャ座標の配列が有効ならば、テクスチャ座標の配列が使われるのは glDrawArrays, glDrawElements, glArrayElement のいずれかが呼ばれたときである。予め指定されている頂点および頂点の属性の配列から (全て同じ型の)プリミティブの列を作るには glDrawArrays を使うこと。頂点および頂点の属性をインデックス指示することによりプリミティブを指定するには glArrayElement を使うこと。頂点および頂点の属性をインデックス指示することによりプリミティブの列を作るには glDrawElements を使うこと。

注意

glTexCoordPointer を利用できるのは、バージョン 1.1 以降の GL だけである。テクスチャ座標の配列は初期状態では無効にされており、 glArrayElement, glDrawElements, glDrawRangeElements, glDrawArrays を呼んでもアクセスされない。 glBegin と、その対になる glEnd の間で glTexCoordPointer を実行することは許されてないが、エラーは起こる場合も起こらない場合もある。エラーが起きなかった場合の動作は未定義である。 glTexCoordPointer は普通はプロトコルなしでクライアント側で実装される。テクスチャ座標の配列のパラメータはクライアント側の状態である。したがって、glPushAttrib と glPopAttrib では保存・復元されない。これらの関数ではなく glPushClientAttrib と glPopClientAttrib を使うこと。 GL_ARB_imaging 機能拡張に対応している場合には、 glTexCoordPointer はアクティブなクライアントテクスチャユニットのテクスチャ座標の配列の状態を更新する。これは glClientActiveTextureARB を使って指定する。

エラー

GL_INVALID_VALUE: size が 1, 2, 3, 4 のいずれでもない場合に起こる。 GL_INVALID_ENUM: type の値が不正な場合に起こる。 GL_INVALID_VALUE: stride が負の値の場合に起こる。

jman

Time: 07:01:11 GMT, January 12, 2009

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関連項目

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