GLTEXSUBIMAGE2D

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名前

glTexSubImage2D - 2次元のテクスチャサブイメージを指定する

書式

void glTexSubImage2D( GLenum target,


                        GLint level,
                        GLint xoffset,
                        GLint yoffset,
                        GLsizei width,
                        GLsizei height,
                        GLenum format,
                        GLenum type,
                        const GLvoid *pixels )

delim $$

引き数

target: 対象となるテクスチャを指定する。 GL_TEXTURE_2D でなければならない。
level: LOD (詳細度)の値を指定する。レベル 0 は元のイメージを表わすレベルである。レベル n は n 番目のミップマップ削減イメージである。
xoffset: テクスチャ配列内におけるテクセルの X 方向のオフセットを指定する。
yoffset: テクスチャ配列内におけるテクセルの Y 方向のオフセットを指定する。
width: テクスチャサブイメージの幅を指定する。
height: テクスチャサブイメージの高さを指定する。
format: ピクセルデータのフォーマットを指定する。以下のシンボル定数を指定できる: GL_COLOR_INDEX, GL_RED, GL_GREEN, GL_BLUE, GL_ALPHA, GL_RGB, GL_BGR, GL_RGBA, GL_BGRA, GL_LUMINANCE, GL_LUMINANCE_ALPHA。
type: ピクセルデータのデータ型を指定する。以下のシンボル値を指定できる: GL_UNSIGNED_BYTE, GL_BYTE, GL_BITMAP, GL_UNSIGNED_SHORT, GL_SHORT, GL_UNSIGNED_INT, GL_INT, GL_FLOAT, GL_UNSIGNED_BYTE_3_3_2, GL_UNSIGNED_BYTE_2_3_3_REV, GL_UNSIGNED_SHORT_5_6_5, GL_UNSIGNED_SHORT_5_6_5_REV, GL_UNSIGNED_SHORT_4_4_4_4, GL_UNSIGNED_SHORT_4_4_4_4_REV, GL_UNSIGNED_SHORT_5_5_5_1, GL_UNSIGNED_SHORT_1_5_5_5_REV, GL_UNSIGNED_INT_8_8_8_8, GL_UNSIGNED_INT_8_8_8_8_REV, GL_UNSIGNED_INT_10_10_10_2, GL_UNSIGNED_INT_2_10_10_10_REV。
pixels: メモリ上のイメージデータを指すポインタを指定する。

説明

テクスチャ処理とは、指定されたテクスチャイメージの一部を、テクスチャが有効にされている各グラフィカルプリミティブにマッピングすることである。 2次元のテクスチャ処理を有効または無効にするには、引き数 GL_TEXTURE_2D を指定して glEnable, glDisable を呼ぶ。 glTexSubImage2D は、既存の2次元テクスチャイメージの連続する部分領域を再定義する。 pixels が参照しているテクセルは、既存のテクスチャ配列の一部を置き換える。置き換えられるのは、X インデックスが xoffset から $"xoffset"~+~"width"~-~1$ までであり、かつ Y インデックスが yoffset から $"yoffset"~+~"height"~-~1$ まで(いずれも両端含む)の部分である。この領域は、テクスチャ領域がもともと指定されていた範囲外のテクセルを含んではならない。幅や高さが 0 であるサブテクスチャを指定してもエラーにはならないが、このような指定をしても何も起こらない。

注意

glTexSubImage2D を使えるのは、バージョン 1.1 以降の GL だけである。テクスチャ処理は色インデックスモードでは効果がない。 glPixelStore モードと glPixelTransfer モードは、 glDrawPixels と全く同じようにテクスチャイメージに影響を及ぼす。フォーマット GL_BGR, GL_BGRA および以下の型を使えるのは、GL のバージョン 1.2 以降だけである: GL_UNSIGNED_BYTE_3_3_2, GL_UNSIGNED_BYTE_2_3_3_REV, GL_UNSIGNED_SHORT_5_6_5, GL_UNSIGNED_SHORT_5_6_5_REV, GL_UNSIGNED_SHORT_4_4_4_4, GL_UNSIGNED_SHORT_4_4_4_4_REV, GL_UNSIGNED_SHORT_5_5_5_1, GL_UNSIGNED_SHORT_1_5_5_5_REV, GL_UNSIGNED_INT_8_8_8_8, GL_UNSIGNED_INT_8_8_8_8_REV, GL_UNSIGNED_INT_10_10_10_2, GL_UNSIGNED_INT_2_10_10_10_REV。実装が GL_ARB_multitexture 機能拡張に対応している場合、 glTexSubImage2D は現在のテクスチャユニットに対する 2次元のサブテクスチャを指定する。テクスチャユニットは glActiveTextureARB で指定される。実装が GL_ARB_imaging 機能拡張に対応している場合、 pixels 内に指定されているRGBA 要素は画像処理パイプラインを使って処理される場合がある。詳しくは glTexImage1D を参照すること。

エラー

GL_INVALID_ENUM: target が GL_TEXTURE_2D でない場合に起こる。 GL_INVALID_OPERATION: テクスチャ配列が、事前に glTexImage2D 操作によって定義されていない場合に起こる。 GL_INVALID_VALUE: level が 0 より小さい値の場合に起こる。 GL_INVALID_VALUE: level が $log sub 2$max より大きい場合に起こる。ここで、max は GL_MAX_TEXTURE_SIZE として返される値である。 GL_INVALID_VALUE: $"xoffset" ~<~ ~-b$, $"yoffset" ~<~ ~-b$, $("xoffset"~+~"width") ~>~ (w ~-~ b)$, $("yoffset" ~+~ "height") ~>~ (h~-~b)$ のいずれかである場合に起こる。ここで $w$ は GL_TEXTURE_WIDTH, $h$ は GL_TEXTURE_HEIGHT, $b$ は GL_TEXTURE_BORDER の幅である。いずれの値も、変更しようとしているテクスチャイメージのものである。 $w$, $h$ は境界幅をふたつ分含むことに注意する。 GL_INVALID_VALUE: width または height が 0 より小さい場合に起こる。 GL_INVALID_ENUM: format が指定可能なシンボル定数でない場合に起こる。 GL_INVALID_ENUM: type が型定数でない場合に起こる。 GL_INVALID_ENUM: type が GL_BITMAP であり、かつ format が GL_COLOR_INDEX でない場合に起こる。 GL_INVALID_OPERATION: glBegin と、その対になる glEnd の間で glTexSubImage2D が実行されると起こる。 GL_INVALID_OPERATION: type が GL_UNSIGNED_BYTE_3_3_2, GL_UNSIGNED_BYTE_2_3_3_REV, GL_UNSIGNED_SHORT_5_6_5, GL_UNSIGNED_SHORT_5_6_5_REV のいずれかであり、かつ format が GL_RGB でない場合に起こる。 GL_INVALID_OPERATION: type が GL_UNSIGNED_SHORT_4_4_4_4, GL_UNSIGNED_SHORT_4_4_4_4_REV, GL_UNSIGNED_SHORT_5_5_5_1, GL_UNSIGNED_SHORT_1_5_5_5_REV, GL_UNSIGNED_INT_8_8_8_8, GL_UNSIGNED_INT_8_8_8_8_REV, GL_UNSIGNED_INT_10_10_10_2, GL_UNSIGNED_INT_2_10_10_10_REV のいずれかであり、かつ format が GL_RGBA と GL_BGRA のいずれでもない場合に起こる。

jman

Time: 07:01:11 GMT, January 12, 2009

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