(PHP 4, PHP 5)
mysql_errno — 直近の MySQL 処理からエラーメッセージのエラー番号を返す
直近の MySQL 関数で発生したエラーの番号を返します。
MySQL データベースバックエンドから返ってくるエラーは、 警告を発生しません。代わりに mysql_errno() を用いて エラー番号を取得してください。この関数が返すのは、直近に実行された MySQL 関数(mysql_error() と mysql_errno() は除く)のエラーコードだけであることに 注意しましょう。この関数を利用するなら、別の MySQL 関数をコールする前に 値を調べることを忘れないようにしましょう。
MySQL 接続。 指定されない場合、mysql_connect() により直近にオープンされたリンクが 指定されたと仮定されます。そのようなリンクがない場合、引数を指定せずに mysql_connect() がコールした時と同様にリンクを確立します。 リンクが見付からない、または、確立できない場合、 E_WARNING レベルのエラーが生成されます。
直近の MySQL 関数からのエラー番号を返します。エラーが発生していない 場合は、0 (ゼロ)を返します。
例1 mysql_errno() の例
<?php
$link = mysql_connect("localhost", "mysql_user", "mysql_password");
if (!mysql_select_db("nonexistentdb", $link)) {
echo mysql_errno($link) . ": " . mysql_error($link). "\n";
}
mysql_select_db("kossu", $link);
if (!mysql_query("SELECT * FROM nonexistenttable", $link)) {
echo mysql_errno($link) . ": " . mysql_error($link) . "\n";
}
?>
上の例の出力は、たとえば 以下のようになります。
1049: Unknown database 'nonexistentdb' 1146: Table 'kossu.nonexistenttable' doesn't exist