(PHP 4, PHP 5)
substr — 文字列の一部分を返す
文字列 string の、start で指定された位置から length バイト分の文字列を返します。
入力文字列。
start が正の場合、返される文字列は、 string の 0 から数えて start 番目から始まる文字列となります。 例えば、文字列'abcdef'において位置 0にある文字は、'a'であり、 位置2には'c'があります。
start が負の場合、返される文字列は、 string の後ろから数えて start 番目から始まる文字列となります。
string の長さが start 文字以下の場合は FALSE が返されます。
例1 負の start の使用
<?php
$rest = substr("abcdef", -1); // "f" を返す
$rest = substr("abcdef", -2); // "ef" を返す
$rest = substr("abcdef", -3, 1); // "d" を返す
?>
length が指定され、かつ正である場合、 返される文字列は start (string の長さに依存します) から数えてlength 文字数分となります。
length が指定され、かつ負である場合、 string の終端から多くの文字が省略されます (start が負の場合、 開始位置は文字列の終端を過ぎているので) 。 もし start が切り出し位置を超える場合、 空文字が返されます。
例2 負の length の使用
<?php
$rest = substr("abcdef", 0, -1); // "abcde" を返す
$rest = substr("abcdef", 2, -1); // "cde" を返す
$rest = substr("abcdef", 4, -4); // "" を返す
$rest = substr("abcdef", -3, -1); // "de" を返す
?>
文字列の一部を返します。
例3 基本的な substr() の使用法
<?php
echo substr('abcdef', 1); // bcdef
echo substr('abcdef', 1, 3); // bcd
echo substr('abcdef', 0, 4); // abcd
echo substr('abcdef', 0, 8); // abcdef
echo substr('abcdef', -1, 1); // f
// 文字列中の 1 文字にアクセスすることも
// "角括弧" を使用することで可能
$string = 'abcdef';
echo $string[0]; // a
echo $string[3]; // d
echo $string[strlen($string)-1]; // f
?>