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unicode_set_error_mode — 文字列変換のエラーモードを設定する
この関数は、異なるエンコーディング間での文字列変換の際のエラーモードを設定します。 文字列変換の際にエラーが発生する原因としては、 不正な文字があらわれた場合や 変換先のエンコードで表現できない文字があらわれた場合などがあります。 デフォルトでは、エラーが発生したらその場で変換を停止します。
direction は、 そのエラーモードを適用する変換方向を設定します。 FROM_UNICODE か TO_UNICODE のいずれかです。 FROM_UNICODE の場合は unicode 文字列からバイナリ文字列への変換、TO_UNICODE の場合はバイナリ文字列から unicode 文字列への変換を表します。
mode は、変換エラーの処理方法を指定します。 以下の定数のいずれかとなります。
モード | 説明 |
---|---|
U_CONV_ERROR_STOP | 変換を停止する。これがデフォルトのモードです。 |
U_CONV_ERROR_SKIP | その文字を読み飛ばす。 |
U_CONV_ERROR_SUBST | 特定の文字で置き換える。置き換える文字は unicode_set_subst_char() で設定します。 |
U_CONV_ERROR_ESCAPE_UNICODE | 間違ったバイト列をエスケープし、Unicode 形式の文字フォーマットで表す。 |
U_CONV_ERROR_ESCAPE_ICU | 間違ったバイト列をエスケープし、ICU 形式の文字フォーマットで表す。 |
U_CONV_ERROR_ESCAPE_JAVA | 間違ったバイト列をエスケープし、Java 形式の文字フォーマットで表す。 |
U_CONV_ERROR_ESCAPE_XML_DEC | 間違ったバイト列をエスケープし、十進形式の文字フォーマットで表す。 |
U_CONV_ERROR_ESCAPE_XML_HEX | 間違ったバイト列をエスケープし、十六進形式の文字フォーマットで表す。 |
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。
direction あるいは mode に不正な値を指定した場合は E_WARNING レベルのエラーが発生します。
この関数は、 実験的 なものです。この関数の動作・ 名前・その他ドキュメントに書かれている事項は、予告なく、将来的な PHP のリリースにおいて変更される可能性があります。 この関数は自己責任で使用してください。