セキュリティ Adobe Reader ４月に見つかった脆弱性のアップデートを公開

このドキュメントの内容は、以下の通りです。

• 脆弱性について
• 対応済みバージョン
• ソリューション
• 参考
• メモ
• PDF関連記事

２００９年５月１２日にAdobeからAdobe ReaderとAcrobatのセキュリティアップデートが公開されました。

Adobe Reader 9.1とAcrobat 9.1とそれ以前のバージョンにクリティカルな脆弱性があります。
CVS番号: CVE-2009-1492, CVE-2009-1493

脆弱性について

CVE-2009-1492
JavaScriptのgetAnnots()メソッドがメモリ破壊を引き起こすために利用される可能性がある。

CVE-2009-1493
UNIXのみの脆弱性、JavaScriptのcustomDictionaryOpen()メソッドの処理に関する問題がある。

対応済みバージョン

Adobe ReaderとAdobe Acrobatのバージョン9.1.1と8.1.5、7.1.2

ダウンロード

ソリューション

Adobe Reader

• Adobe Reader on Windows :Windows
• Adobe Reader on Macintosh : Macintosh
• Adobe Reader on UNIX : UNIX

Acrobat

• Acrobat Standard, Pro and Pro Extended on Windows: Windows

• Acrobat 3D users on Windows: Windows

• Acrobat Pro users on Macintosh: Macintosh

参考

• Security Bulletin - Adobe Reader and Acrobat
• Security Updates available for Adobe Reader and Acrobat

メモ

自分のPCのAdobe Readerは、すでにバージョンが9.1.1になっていました。自動更新されてしまったのでしょうか。

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