ldd ダイナミックリンクされた依存する共有オプジェクトを調べる方法

プログラムは、共有ライブラリを利用することが多いです。
gcc でコンパイルしたあなたのプログラムは、知らない間にいろいろなライブラリを利用しています。
/bin/ls などのコマンドたちも何かしら共有ライブラリを利用しています。
ダイナミックリンクのメリットは、バイナリサイズが小さくなることです。
実行時にダイナミックにリンクが行われます。

プログラムが必要な共有ライブラリを調べるには、lddコマンドを利用します。

lddコマンドで/bin/lsコマンドが依存する共有オブジェクトを調べてみます。

% ldd /bin/ls
/bin/ls:
	libutil.so.7 => /lib/libutil.so.7 (0x28082000)
	libncurses.so.7 => /lib/libncurses.so.7 (0x28090000)
	libc.so.7 => /lib/libc.so.7 (0x280cf000)

staticリンクしたバイナリに対して、lddコマンドを実行するとダイナミックなELFでｈないと表示されます。

% gcc -static foo.c
% ldd a.out
ldd: a.out: not a dynamic ELF executable

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