はじめてのGit入門

このドキュメントの内容は、以下の通りです。

• まずディレクトリを作成する
• 初期化
• description の編集
• ファイルの作成と追加
• 編集したら比較してみる
• タグをつける
• 書籍を探す
• 合わせて読む

Git でソースコードを少しだけ管理してみます。
ここでは、 Git の操作について説明します。

git version 1.7.9.4 を利用しています。

インストールや設定については、下記のページを参照してください。

• [2012-03-21-1] Git 最初にやっておくべき便利な設定
• [2012-03-20-1] Git を FreeBSD にインストールする

まずディレクトリを作成する

すでに管理したいディレクトリがあれば、必要ない作業です。

mkdir project
cd project

初期化

git で管理するディレクトリで、以下のコマンドを実行し、管理用ファイルを作成します。

git init

カレントディレクトリに git 用の .git ディレクトリが作成されています。
以下のファイルが作成されます。

./
../
HEAD
branches/
config
description
hooks/
info/
objects/
refs/

description の編集

gitweb とかを使う場合には、 .git/description のファイルを編集しておくといいでしょう。最初に入っている文章は、不要なので、全部消してしまってOKです。プロジェクトの名前とかを書いておくとよいです。

vim .git/description

ファイルの作成と追加

git add でソースコードを追加します。

まずは、ソースコードを作成しましょう。

vi Makefile
vi foo.c

add して commit します。 CVS/Subversion と同じですね。

git add Makefile foo.c
git commit

git add を実行する代わりに、変更したファイルを自動的に検出して、コミットしてくれます。
ただし、新規ファイルは、対象ではありません。

git commit -a

編集したら比較してみる

commit する前に、 diff でソースコードを確認することができます。

git diff

タグをつける

git でタグをつけるには、 git tag version でタグをつけます。

git tag 1.0

書籍を探す

Git

合わせて読む

• [2012-03-23-1] Git ブランチを作成する
• [2012-03-21-1] Git 最初にやっておくべき便利な設定
• [2012-03-20-1] Git を FreeBSD にインストールする

---