乗り継ぎも含めカナダに行く場合は電子渡航認証eTAの申請が必要です

このドキュメントの内容は、以下の通りです。

• はじめに
• アメリカに入国する場合は
• カナダで入国する場合は
• 未申請の場合オンラインチェックインが完了しない
• eTAを申請し忘れて空港に行った場合
• eTA はいくらかかるの？
• クレジットカードの明細
• eTAに必要なもの
• eTAに必要な時間
• eTAのメール
• eTAの有効期限は？
• まとめ

はじめに

たまたまカナダで乗り継ぎがある経路で、アメリカに行きました。そのときに、 eTA の申請が必要ということがわかりました。オンラインチェックインの時に、なにかエラーが出ていたのですが、乗り換えがあるので、エラーになったのだろうぐらいのつもりでいました。

アメリカに入国する場合は

アメリカに入国する場合は、ESTA (エスタ) と呼ばれる申請が必要です。 ESTA が申請されていない場合、飛行機に乗せてもらえません。アメリカ本土やハワイでは ESTA が必須です。グアムはESTAがなくても大丈夫です。

カナダで入国する場合は

カナダへ入国する場合は、eTA と呼ばれる申請が必要です。eTA は、アメリカでいう ESTA に当たるものです。 eTA が申請していない場合、空港まで行っても、飛行機に乗せてもらえません。

目的地がカナダ以外であっても、カナダで乗り継ぎをする場合には、eTA の申請が必須になります。

未申請の場合オンラインチェックインが完了しない

フライトの２４時間前になると航空会社のオンラインサイトでオンラインチェックインが可能になります。 eTA が未申請の場合、オンラインチェックインが完了しません。オンラインチェックインを完了させる、みたいなボタンをクリックすると、電子渡航がなんとかというエラーメッセージが表示されます。

eTAを申請し忘れて空港に行った場合

eTA を申請し忘れて、空港に行った場合は、チェックインカウンターでチェックインができず、最悪のケースでは飛行機に乗せてもらえません。
ただし、時間が十分にあれば、空港でeTAの申請をすれば、どうにかなるケースもあります。

eTAを空港で申し込む場合、パソコンやスマホと通信ができる環境とクレジットカードが必要になります。

eTA はいくらかかるの？

カナダ$7.00 です。
1カナダドルが87.422円の場合、611円掛かります。

クレジットカードの明細

クレジットカードの明細には、 CITIZEN&IMM-EAPPS ENLI (OTTAWA ) のように表示されていました。

CITIZEN&IMM-EAPPS ENLI (OTTAWA ) の略語は、以下の通りだと思われます。

CITIZEN = citizenship
IMM = Immigration
EAPPS = 電子渡航システム

eTAに必要なもの

• 通信ができるパソコンやスマホ
• クレジットカード
• パスポート番号等
• 電子メールアドレス

eTAに必要な時間

eTA の申請フォームは、入力項目が多いので、多少時間がかかると思いますが、20分もあれば、すべて入力できると思います。

申請もすぐに通るので、30分もあれば、完了すると思いますが、状況によるかと思いますので、余裕をもって、前もって実施されることをおすすめします。

eTAのメール

eTA の申請が終わると、以下のようなタイトルでメールが届きます。
Immigration, Refugees and Citizenship Canada: Information about Vnnnnnnnnn Correspondence Id: N-NNNNNNNNNNN

それで、本文にはこんな感じことが書かれます。

Status : eTA approved
Name : FOO BAR
Passport number : XXnnnnnnn
eTA number : Jnnnnnnnnn
Expiration : YYYY/MM/DD

「eTA approved」(eTAは承認されました)と書いてあれば、大丈夫です。

eTAの有効期限は？

eTAの有効期限は5年間です。

ESTA は、2年と超短いので、見習ってほしいものです。

まとめ

eTA について簡単にまとめます。

• カナダへの入国は eTA の事前申請が必要
• カナダで乗り継ぎの場合でも eTA が必須
• eTA が申請していないと飛行機に乗れない
• カナダ$7 (CAD) / 600円前後の費用がかかる
• eTA は有効期限が5年
• 航空会社のオンラインチェックインができない場合はeTA忘れを疑いましょう
• 忘れずに申請しましょう

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