「Crucial Storage Executive」の版間の差分
提供: 自作パソコン入門
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2015年12月5日 (土) 12:10時点における版
Crucial Storage Executive (クルーシャル ストレージ エグゼクティブ) とは、Crucial の提供している SSD 用のツールです。ファームウェアの更新やMomentum Cache を利用して、メインメモリをキャッシュにしてSSDの読み書きのスピードを 1400MB/s, 3000MB/s にすることができます。
読み方
- Crucial Storage Executive
- くるーしゃる すとれーじ えくぜくてぃぶ
目次
概要
Crucial Storage Executiveでは、
- Momentum Cache 機能を有効にして、パフォーマンスを最大10倍にできる
- SSDのファームウェアをアップデートできる
- ストレージの使用量を書くにできる
- SSDの暗号化パスワードをリセットできる
など、状態を確認したり、システムの更新、設定の変更などができます。
ダウンロードサイト
Crucial Storage Executive からダウンロードできます。
Crucial Storage Executive のメニュー
- システムの情報
- ドライブの詳細
- S.M.A.R.T.
- ファームの更新
- ドライブのサニタイズ
- PSIDを元に戻す
- 一時キャッシュ (Momentum Cache)
ファームの更新
USBメモリなどのディスクを作成して、ファームを更新するのは、非常に面倒です。 Storage Executive を利用すれば、更新用のメディアを作成しなくても、自動的に再起動して、ファームウェアの更新をしてくれます。
Momentum Cache で爆速になる
Momentum Cache は、パソコンのメインメモリをキャッシュにして(一時キャッシュとして扱う)、SSDの読み書きを加速するものです。 パソコンがノートパソコンなどでバッテリーを内蔵している場合なら、電源の供給が突然絶たれても、内蔵バッテリーで稼働することができますが、バッテリーを持たないデスクトップパソコンだと、電源が急に落ちたときに、データを失う可能性がありますので、利用には、注意が必要です。
Momentum Cache機能の利点は、以下のとおりです。
- ドライブのバーストパフォーマンスを最大10倍に向上
- 不要な書込を減らしてドライブの寿命を延長
- Crucial Storage Executiveの利用を有効化
サポートしているドライブ
MX シリーズ、BXシリーズ、M550, M500 SSD に対応しています。