警備ロボット

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警備ロボット とは、警備用のロボットです。

読み方

警備ロボット
けいび ろぼっと

概要

警備ロボットは、人間では難しいことを行うことができます。犯罪の抑止の効果が期待できます。

人間とは異なり、危険な環境でも利用できます。人間は、怪我をしたり、最悪な場合、命を落としてしまうかもしれません。ロボットは故障などの問題はありますが、ロボットは換えがききます。 工事現場、交通整理、災害地など様々な場所で利用できます。

警備員の数は、急には増やせませんが、ロボットならどうでしょうか。 高齢化が進んだ地域で警備員の労働者がいない環境でも利用できます。

警備ロボットと警備員

人間は一人で24時間監視できません。24時間監視するためには、三交代制で3人の警備員が必要です。もちろん、警備ロボットも充電時間があるため、1台で監視できるわけではありません。

月収20万円の警備員が3人いると60万円(実際にはもっとかかるし、ボーナスとかもある)です。 警備ロボットの場合は、1台、月に40万から60万円程度かかります。

警備ロボットと警備員
比較 警備ロボット 警備員
休憩 不要(ただし充電が必要、もしくはバッテリー交換) 必要
交代 不要(ただし充電が必要、もしくはバッテリー交換) 必要
疲労 しない する
録画 できる できない
危険な作業 できる したくない(怪我してしまう)
柔軟な対応 できない できる(かもしれない)
コスト 一定(電気代、レンタル台に依存) 上がっていくかも(昇給)
教育・訓練 設定等 必要

ALSOK 巡回警備ロボット Reborg-Q

  • 監視エリアを自動巡回します
  • バッテリーを減ると、充電装置へ自分で向かいます。
  • 前後左右に搭載されたカメラで常時録画可能
  • センサーにより、人体、火災、水漏れを検知できます
    • 防災センターへ送信されます
  • 監視PCで、リボーグQの状態や視界を確認できます
  • TV電話によるコミュニケーションが可能です
  • ICカードリーダーを搭載しているので、IC社員証を照合して、入退室をチェックできます。
  • 顔認証機能があります。
    • テロリスト、指名手配犯などを登録しておけば、発見できます。
  • オプションで、消火活動が行えます。
  • 重量 120kg, 幅 650mm, 奥行き 700mm, 高さ 1300mm
  • 移動速度 4km/h (100cm/s)
  • 連続走行時間 2.5時間、大容量バッテリ 4.0時間
  • 充電時間 2.5時間, 大容量バッテリ 4.0時間
  • 無線LAN 11b/g
  • 月々価格 38万円

時給6.25ドルの警備ロボット Knightscope社 K5

K5 は、Knightscope 社(ナイトスコープ)の開発した警備ロボットです。犯罪を抑止するためのロボットで、攻撃が目的ではありません。

以下、K5 の特徴です。

  • 重量 135kg, 高さ 1.5m
  • 移動速度は、時速8km
  • 4つのカメラと赤外線精査ー、マイクロホンアレイ、GPSセンサー
    • 3DパノラマHDカメラ
  • 人の挙動をリアルタイムで監視する
  • 警告音は、金切り声のような音
  • 武器は、装備していない。
  • 攻撃的、コソコソした身振りを察知した場合、当局に通報する
    • 警告がナイトスコープ社へ通知され、同社から警備員や顧客に連絡する
  • 24時間、監視エリアを自走します。
  • バッテリーが減ると自分で充電ステーションへ。
  • センサーは、温度、大気圧、二酸化炭素のレベルを識別できる。
  • K5 1台が年間収集するデータ量は90TB以上
  • 弱点は、「転倒した場合、自分で起き上がることができない」

ビジネスモデルは、「サービスとしてロボット (Machine as Service) 」で、K5 を顧客に貸し出します。1年以上の基本契約で、警備ロボットの時給は、6.25ドル(約756円)です。 24時間31日だと6.25 x 24 x 31 = 4650 ドルで 1ドル 100 円だと 46万5000円(120円なら55万8000円)となります。

関連項目




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