「SSLオフロード」の版間の差分
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SSLオフロードなしの場合は、このような構成です。 | SSLオフロードなしの場合は、このような構成です。 | ||
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== オフロードとは == | == オフロードとは == | ||
オフロード(offload)は、システム負荷(loading)を軽減させる(off)仕組みのことをいいます。 | オフロード(offload)は、システム負荷(loading)を軽減させる(off)仕組みのことをいいます。 | ||
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== SSLオフロードを実現する方法 == | == SSLオフロードを実現する方法 == | ||
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=== ロードバランサによるSSL処理 === | === ロードバランサによるSSL処理 === | ||
− | + | [[ロードバランサ]]で[[SSL]]の処理をする利点を挙げます。 | |
* L7 hashing ができます。 | * L7 hashing ができます。 | ||
* サーバを並べるより、少なくて済むかもしれません。 | * サーバを並べるより、少なくて済むかもしれません。 | ||
デメリット | デメリット | ||
− | * | + | * 対応できる[[暗号アルゴリズム]]がハードやベンダーに縛られる可能性があります。 |
* 最新のアルゴリズムやプロトコルに対応していくのが難しい可能性があります。 | * 最新のアルゴリズムやプロトコルに対応していくのが難しい可能性があります。 | ||
* サーバを並べるよりも、高価格になる可能性があります。 | * サーバを並べるよりも、高価格になる可能性があります。 | ||
=== プロキシサーバによるSSL処理 === | === プロキシサーバによるSSL処理 === | ||
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* 暗号アルゴリズムの対応など柔軟に選択可能です | * 暗号アルゴリズムの対応など柔軟に選択可能です | ||
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* 普通のサーバを使うことで、ほかのサーバと統一的な方法で管理できます。 | * 普通のサーバを使うことで、ほかのサーバと統一的な方法で管理できます。 | ||
デメリット | デメリット | ||
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* L7 hashing をするために、プロキシサーバを多段にする必要があるかもしれません。 | * L7 hashing をするために、プロキシサーバを多段にする必要があるかもしれません。 | ||
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2015年6月13日 (土) 01:31時点における最新版
SSLオフロード とは、SSLの処理を専門に行うノードを使い、アプリケーションサーバは本来の機能に集中させることができます。
読み方
- SSLオフロード
- えすえすえる おふろーど
- offload
- おふ ろーど
概要
SSLは、暗号化を行います。そのため、クライアントとサーバは、それぞれ、暗号化と復号化の処理をします。SSLオフロードは、SSL処理を専門に行うノードを設置し、SSL処理をサーバの代わりに肩代わりすることで、サーバの負荷を軽減します。
SSLオフロードなしの場合は、このような構成です。
クライアント -> サーバ
SSLオフロードを使用する場合は、このようになります。
クライアント -> SSLオフローダー -> サーバ
オフロードとは
オフロード(offload)は、システム負荷(loading)を軽減させる(off)仕組みのことをいいます。
SSLオフロードを実現する方法
ロードバランサによるSSL処理
- L7 hashing ができます。
- サーバを並べるより、少なくて済むかもしれません。
デメリット
- 対応できる暗号アルゴリズムがハードやベンダーに縛られる可能性があります。
- 最新のアルゴリズムやプロトコルに対応していくのが難しい可能性があります。
- サーバを並べるよりも、高価格になる可能性があります。
プロキシサーバによるSSL処理
サーバでSSLの処理をする利点を挙げます。
- 暗号アルゴリズムの対応など柔軟に選択可能です
- ロードバランサで実現するよりも、価格が安価になる可能性があります。
- 普通のサーバを使うことで、ほかのサーバと統一的な方法で管理できます。
デメリット
- ロードバランサより性能が劣るかもしれません。
- ロードバランサの台数より、多くのサーバが必要になる可能性があります。サーバが多くなると運用負荷や電気代や設置場所などデータセンター利用料金への影響も出るでしょう。
- L7 hashing をするために、プロキシサーバを多段にする必要があるかもしれません。