「パワーアンプ」の版間の差分
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| + | * スピーカーのインピーダンスと許容入力 | ||
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| + | [[プリメインアンプ]]によっては、[[プリメインアンプ]]からパワーアンプに接続できるモデルもあります。 | ||
| + | はじめに[[プリメインアンプ]]だけを購入し、あとからパワーアンプを付け足す、といったアプローチもあります。 | ||
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| + | ミニコンポにプリアンプ出力がある場合、パワーアンプに接続できます。 | ||
2012年10月14日 (日) 16:21時点における最新版
パワーアンプ
パワーアンプは、メインアンプとも呼びます。
音質や音のバランスを調整する プリアンプ から出力された信号をスピーカーで音が出るレベルまで電力増幅します。 プリアンプからスピーカーを直接つないだ場合、十分な音量を得ることができないかもしれません。 大出力のパワーアンプでは、発熱が大きいため、放熱に注意が必要です。
スピーカーのことを考えてパワーアンプを選択する
パワーアンプとスピーカーとの相性が音質に影響を与えます。 スピーカーの性能や特性を把握した上で、パワーアンプを選択しないと、パワーアンプの性能が十分に発揮できないことがあります。
パワーアンプは、最大出力を超える場合、出力信号は、クリップされます。 クリップした場合、ドライバーを大きく振幅させ、焼損の原因となる高周波を発生するなどして、スピーカーの破損の原因となります。 小さいアンプで大きなスピーカーを鳴らす場合は、クリップさせやすく、スピーカーの破損の危険性を高める原因となります。
以下の項目をよく確認しましょう。
- スピーカーのインピーダンスと許容入力
- パワーアンプの定格出力
スピーカーの許容入力より大きな信号を入力することや、スピーカーの許容入力値に近い出力の大きい信号を長時間入力すると、スピーカーの破損につながります。
プリメインアンプとプリアンプ・パワーアンプのどれを使うか
必ずしもプリアンプとパワーアンプをそれぞれ購入しなければならない、というわけではありません。 プリアンプとパワーアンプが一体になったプリメインアンプがあります。 プリメインアンプによっては、プリメインアンプからパワーアンプに接続できるモデルもあります。 はじめにプリメインアンプだけを購入し、あとからパワーアンプを付け足す、といったアプローチもあります。
プリメインアンプを入門用として選択する選択肢もあるということです。
ミニコンポに繋げるか?
ミニコンポにプリアンプ出力がある場合、パワーアンプに接続できます。