バイワイヤリング接続

提供: オーディオ入門
2012年10月14日 (日) 00:20時点におけるDaemon (トーク | 投稿記録)による版

移動: 案内検索
スポンサーリンク

バイワイヤリング接続とは

ネットワークの入力側に高域用と低域用の独立した端子を設け、それぞれケーブルを直接パワーアンプのスピーカー端子と接続する方法です。 高域用と低域用フィルタのアースがそれぞれ独立している必要があります。 シングルワイヤの場合、物理的に低音域は伝送エネルギーが高いため、ウーファーの逆起電力がアースを通して、トゥイータに流れ込み音声を劣化させます。バイワイヤリング接続の場合、この干渉を防ぐことができます。 高域の解像度の向上が期待できます。

バイヤワイヤリング対応スピーカーにケーブルをつなぐときには、下記の4通りの接続方法があります。

  • 両方プラス
  • 両方マイナス
  • たすき掛け(高域をプラスと低域プラスの2通り)

4通りのつなぎ方をして、音のバランスの良い接続方法を確認してみるしかありません。

バイワイヤリング接続の場合、掛けたコストほど音質が上がらないという指摘があります。

バイワイヤリング接続可能なスピーカーの見分け方

スピーカー側の入力端子であるスピーカーターミナルの数を見て下さい。 スピーカーターミナルが2組ついていれば、バイワイヤリング接続に対応しています。

以下のようなイメージです。

◯ ●
◯ ●

バイワイヤリング接続する場合のケーブル

バイワイヤリング接続する場合には、オーディオケーブルは、以下の点にご注意下さい。

  • 同じケーブル
  • 同じ長さ

バイワイヤリング接続する =

バイワイヤリング接続するのに、専用のアンプは必要ありません。

2本のスピーカーに対して、以下の同じ事をやります。

  • スピーカーのショートバーを2本とも外します
  • スピーカーターミナルの極性(+/-)の間違わないように、別々のケーブルを接続します
  • アンプのスピーカーターミナルに + 同士、 - 同士を接続します



スポンサーリンク