「バイワイヤリング接続」の版間の差分

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2012年10月13日 (土) 21:07時点における版

バイワイヤリング接続とは

ネットワークの入力側に高域用と低域用の独立した端子を設け、それぞれケーブルを直接パワーアンプのスピーカ端子と接続する方法です。 高域用と低域用フィルタのアースがそれぞれ独立している必要があります。 シングルワイヤの場合、物理的に低音域は伝送エネルギーが高いため、ウーファーの逆起電力がアースを通して、トゥイータに流れ込み音声を劣化させます。バイワイヤリング接続の場合、この干渉を防ぐことができます。 高域の解像度の向上が期待できます。

バイヤワイヤリング対応スピーカにケーブルをつなぐときには、下記の4通りの接続方法があります。

  • 両方プラス
  • 両方マイナス
  • たすき掛け(高域をプラスと低域プラスの2通り)

4通りのつなぎ方をして、音のバランスの良い接続方法を確認してみるしかありません。

バイワイヤリング接続の場合、掛けたコストほど音質が上がらないという指摘があります。

バイワイヤリング接続可能なスピーカの見分け方

スピーカ側の入力端子であるスピーカターミナルの数を見て下さい。 スピーカターミナルが2組ついていれば、バイワイヤリング接続に対応しています。

以下のようなイメージです。

◯ ●
◯ ●

バイワイヤリング接続する場合のケーブル

バイワイヤリング接続する場合には、オーディオケーブルは、以下の点にご注意下さい。

  • 同じケーブル
  • 同じ長さ

バイワイヤリング接続する =

バイワイヤリング接続するのに、専用のアンプは必要ありません。

2本のスピーカに対して、以下の同じ事をやります。

  • スピーカのショートバーを2本とも外します
  • スピーカターミナルの極性(+/-)の間違わないように、別々のケーブルを接続します
  • アンプのスピーカターミナルに + 同士、 - 同士を接続します