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コンパイラは、ソースファイルをオブジェクトに変換するプログラムのことです。 | コンパイラは、ソースファイルをオブジェクトに変換するプログラムのことです。 |
2016年8月12日 (金) 13:34時点における最新版
Cコンパイラ (C Compiler)とは、C言語のソースファイルを実行可能なオブジェクトに変換するためのプログラムです。Windows, Linux, Mac 、いずれの環境でも簡単に無償のC言語のコンパイラを入手することもできます。
読み方
- Cコンパイラ
- しーこんぱいら
- C Compiler
- しーこんぱいら
目次
概要
Cコンパイラは、C言語用のコンパイラです。
コンパイラは、OS によって、デフォルトでインストールされている環境もあります。
コンパイラとは?
コンパイラは、ソースファイルをオブジェクトに変換するプログラムのことです。
パソコンのCPUは、C言語のソースコードを直接実行することはできません。 そのため、C言語のソースファイルを、CPUが理解できる、マシン語に変換する必要があります。
オブジェクトファイルは、OSごとに異なる形式です。 Unix 用の実行ファイルが、Windows では動きませんし、その逆も同様です。
コンパイルとは?
コンパイラは、ソースファイルをオブジェクトに変換する処理を コンパイル と呼びます。
コンパイラの入手方法は?
コンパイラを入手する方法は、以下の通りです。
- コンパイラを購入
- フリーのコンパイラをダウンロード
コンパイラはいろいろある
いろいろなOSSコミュニティ、ベンダーがコンパイラを開発・販売・配布などをしています。 それぞれに、独自の方言があったり、最適化効率が良い、などの違いがあります。
Unix/Linux/FreeBSD などでフリーで利用できるコンパイラ
Unix 系 OS (Linux/FreeBSD) などでフリーで使えるコンパイラは、以下の通りです。
FreeBSD 環境のコンパイラ
FreeBSD では、以前は、gcc コンパイラがデフォルトのコンパイラでしたが、最近の FreeBSD は clang がデフォルトです。 デフォルトのコンパイラは、cc コマンドで呼び出すことができます。
新しいコンパイラは、 pkg コマンドでインストールできます。
パッケージ名にバージョンを含めた名前になっています。
sudo pkg install clang{バージョン} sudo pkg install gcc{バージョン}
Linux 環境のコンパイラ
大抵の環境は、 gcc もしくは clang を個別にインストールする必要があります。 apt や yum コマンドでインストールできます。
# Ubuntu sudo apt install gcc # CentOS sudo yum install gcc
Windows でフリーで利用できるコンパイラ
Windows でも gcc コマンドが利用できますが、 MinGW をインストールしてください。
- MinGW (gcc)
- Eclipse CDT
Mac でフリーで利用できるコンパイラ
Mac には、デフォルトでコンパイラがインストールされています。 TBD
商用コンパイラ
商用のコンパイラも販売されています。
- Intel ICC