「gdb」の版間の差分
提供: C言語入門
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2016年8月13日 (土) 00:11時点における最新版
gdb とは、デバッガです。デバッガとは、プログラムをデバッグするために使用されます。プログラムがどのような状態で、どのように動くのかを調べるために使われます。
読み方
- gdb
- じーでぃーびー
概要
gdbは、プログラムのデバッグのために使用します。 プログラムをデバッグするときに、対象のバイナリに、デバッグ情報が含まれているとデバッグしやすくなります。
インストール
デバッグをしやすくするオプション
デバッグ情報を追加するためには、gcc では
- -g3
- -ggdb
のオプションを利用できます。 詳しくは、 gdbでデバッグするためのgccのデバッグ情報のオプション をご参照下さい。
実行例
$ gdb a.out ... (gdb) b main (gdb) run (gdb) n
コンパイラとデバッガのバージョン
Cコンパイラとデバッガ(gdb)の組み合わせによっては、うまく機能しないことがあります。 うまく機能しない、というのは、 gcc で -g オプションを追加したのに、gdb がデバッグ情報がない、といってくるケースです。
FreeBSD で gcc5 をインストールして、作成したバイナリを FreeBSD のデフォルトの gdb 6系でデバッグしようとしたときに、デバッグ情報が読めませんでした。 gdb 7 をインストールして、試したところ、 gdb 7では、デバッグ情報が参照できました。
デバッグ情報のオプションを使用しているのに、gdb がデバッグ情報を読めない場合には、gdb のほかのバージョンを試してみてください。