「Cコンパイラ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[Cコンパイラ]]]は、C言語用の'''コンパイラ'''です。
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コンパイラは、OS によって、デフォルトでインストールされている環境もあります。
 
コンパイラは、OS によって、デフォルトでインストールされている環境もあります。
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== コンパイラとは? ==
 
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コンパイラは、ソースファイルをオブジェクトに変換するプログラムのことです。
 
コンパイラは、ソースファイルをオブジェクトに変換するプログラムのことです。

2016年8月12日 (金) 13:34時点における最新版

Cコンパイラ (C Compiler)とは、C言語のソースファイルを実行可能なオブジェクトに変換するためのプログラムです。Windows, Linux, Mac 、いずれの環境でも簡単に無償のC言語のコンパイラを入手することもできます。

読み方

Cコンパイラ
しーこんぱいら
C Compiler
しーこんぱいら

概要

Cコンパイラは、C言語用のコンパイラです。

コンパイラは、OS によって、デフォルトでインストールされている環境もあります。

コンパイラとは?

コンパイラは、ソースファイルをオブジェクトに変換するプログラムのことです。

パソコンのCPUは、C言語のソースコードを直接実行することはできません。 そのため、C言語のソースファイルを、CPUが理解できる、マシン語に変換する必要があります。

オブジェクトファイルは、OSごとに異なる形式です。 Unix 用の実行ファイルが、Windows では動きませんし、その逆も同様です。

コンパイルとは?

コンパイラは、ソースファイルをオブジェクトに変換する処理を コンパイル と呼びます。

コンパイラの入手方法は?

コンパイラを入手する方法は、以下の通りです。

  • コンパイラを購入
  • フリーのコンパイラをダウンロード

コンパイラはいろいろある

いろいろなOSSコミュニティ、ベンダーがコンパイラを開発・販売・配布などをしています。 それぞれに、独自の方言があったり、最適化効率が良い、などの違いがあります。

Unix/Linux/FreeBSD などでフリーで利用できるコンパイラ

Unix 系 OS (Linux/FreeBSD) などでフリーで使えるコンパイラは、以下の通りです。

FreeBSD 環境のコンパイラ

FreeBSD では、以前は、gcc コンパイラがデフォルトのコンパイラでしたが、最近の FreeBSD は clang がデフォルトです。 デフォルトのコンパイラは、cc コマンドで呼び出すことができます。

新しいコンパイラは、 pkg コマンドでインストールできます。

パッケージ名にバージョンを含めた名前になっています。

sudo pkg install clang{バージョン}
sudo pkg install gcc{バージョン}

Linux 環境のコンパイラ

大抵の環境は、 gcc もしくは clang を個別にインストールする必要があります。 apt や yum コマンドでインストールできます。

# Ubuntu
sudo apt install gcc
# CentOS
sudo yum install gcc

Windows でフリーで利用できるコンパイラ

Windows でも gcc コマンドが利用できますが、 MinGW をインストールしてください。

  • MinGW (gcc)
  • Eclipse CDT

Mac でフリーで利用できるコンパイラ

Mac には、デフォルトでコンパイラがインストールされています。 TBD

商用コンパイラ

商用のコンパイラも販売されています。

  • Intel ICC

関連項目