「std::tuple」の版間の差分
提供: C++入門
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2013年12月27日 (金) 23:15時点における最新版
std::tuple(タプル,タプル型,チュープル)とは、複数の型の値を保持する「タプル」を表現するクラスです。
読み方
- std::tuple
- えすてぃーでぃー たぷる
- タプル
- たぷる
概要
一般的な意味のタプルは、複数の構成要素からなる組を総称する一般概念です。 数学や計算機科学では、順序付けされた対象の並びを表すために用いられます。
- std::tuple
- 複数の型の値を保持する
- std::tie
- 要素をまとめて取り出す
- std::ignore
- 特定要素を無視する
ヘッダファイル
#include <tuple>
tuple1.cpp の例
ソースコード tuple1.cpp
#include <iostream> #include <tuple> #include <functional> using namespace std; int main(int argc, char const* argv[]) { auto f = std::make_tuple(1, 'a', "foo"); cout << std::get<0>(f) << endl;; cout << std::get<1>(f) << endl;; cout << std::get<2>(f) << endl;; return 0; }
コンパイル
g++49 -std=c++11 tuple1.cpp -o tuple1
実行例
% ./tuple1 1 a foo
関連項目
- std::tuple
- std::tie
- std::ignore
- C++11
- auto