「C++のスケルトンプログラム」の版間の差分

2014年1月3日 (金) 16:41時点における最新版

ここで紹介するのは、C++のスケルトンプログラムです。C++ライブラリでは、たくさんのライブラリのサンプルコードを掲載しています。

概要

ここで紹介するのは、C++のスケルトンプログラムです。

ソースコード main関数のみ

実質的になにもしないので、何も出力されません。 C言語 のスケルトンとまったく同じです。 C++もC言語と同様に、 main 関数からはじまります。引数もargcとargvで受け取れます。

main.cpp

int
main (int argc, char *argv[])
{
	return (0);
}

コンパイル

g++ main.cpp

実行例

なにも起きません。

./a.out

ソースコード main関数のみ 2

標準的に利用するようなライブラリをincludeしたバージョンです。

#include <iostream>
#include <cstdlib>
#include <string>
using namesptd std;
int
main (int argc, char *argv[])
{
	return (0);
}

ソースコード for文

for文のバージョンです。

#include <iostream>
#include <cstdlib>
#include <string>
using namesptd std;
int
main (int argc, char *argv[])
{
	int max = 10;
	for (int i = 0; i < max; i++) {
		cout << i << endl;
	}
	return (0);
}

ソースコード if文

if文のバージョンです。

#include <iostream>
#include <cstdlib>
#include <string>
using namesptd std;
int
main (int argc, char *argv[])
{
	if ( /* expression */ ) {
		// do 1
	} else {
		// do 2
	}
	return (0);
}

ソースコード class定義のみ

class C0 {
        C0() {
        }
        virtual ~C0(){
        }
};

クラス定義とメンバの実装を分離したスケルトンコードです。

class C1 {
        C1();
        virtual ~C1();
};
C1::C1() {
}
C1::~C1() {
}

メモリの確保と解放

詳細については、newとdeleteをご参照ください。

#include <iostream>
using namespace std;
class Foo {
        public:
                int m_i;
                Foo (int i) :m_i(i) { }
                ~Foo () {}
                void show () {
                        cout << m_i << endl;
                }
};
int
main (int argc, char *argv[]) {
        Foo *p = new Foo(3);
        p->m_i += 20;
        p->show ();
        delete p;
        return 0;
}

関連項目

• C++言語解説
• C++ライブラリ: ライブラリのサンプルコードがあります。
• C++
• C++11
• C++14
• Boost