「std::hex」の版間の差分
提供: C++入門
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2014年8月27日 (水) 16:05時点における最新版
std::hex とは、I/Oマニピュレータです。整数を16進数に整形できます。また、std::octalは、8進数に整形します。
読み方
- std::hex
- えすてぃーでぃー へっくす
概要
C言語では、printf("%x\n", 15); といった形で、printf()と%指定子を使用して、整数を16進数などに変換していました。 C++では、std::hex, std::octal などを使用して変換できます。
たとえば、15という10進数を16進数で表示するには、以下のコードを書きます。
std::cout << std::hex << 15 << std::endl;
std_hex2.cpp の例
ソースコード std_hex2.cpp
/* * replace_new1.cpp * Copyright (C) 2014 kaoru <kaoru@bsd> */ #include <iostream> using namespace std; int main(int argc, char const* argv[]) { int i = 15; cout << "octal\t" << std::oct << i << endl; cout << "decimal\t" << std::dec << i << endl; cout << "hex\t" << std::hex << i << endl; return 0; }
コンパイル
c++ std_hex2.cpp -o std_hex2
実行例
% ./std_hex2 octal 17 decimal 15 hex f