「std::fill」の版間の差分
提供: C++入門
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2014年1月4日 (土) 01:32時点における最新版
C++のstd::fill とは、配列やコンテナに対して、レンジ指定をして、すべて同じ値を代入します。
読み方
- std::fill
- えすてぃーでぃー ふぃる
概要
std::vectorなどのコンテナや配列に初期化処理に利用できます。
std_fillでvectorを初期化する例
ソースコード std_fill1.cpp
#include <iostream> #include <vector> #include <numeric> using namespace std; int main(int argc, char const* argv[]) { vector<int> v(10); std::fill(v.begin(),v.end(), 3); for(auto i: v){ cout << i << " "; } cout << endl; return 0; }
コンパイル
g++49 -std=c++11 -I/usr/local/lib/gcc49/include/c++/ \ -Wl,-rpath=/usr/local/lib/gcc49 std_fill1.cpp -o std_fill1
実行例
% ./std_fill1 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3
関連項目
- std::iotaで各要素に連番の値を代入する。
- std::generateで各要素に値を代入する。
- std::for_eachで各要素に値を代入する。
- std::fillで各要素に同じ値を代入する。
- for文でstd::vector::push_backで1つ1つプッシュする。
- std::vector
- auto
- for
- C++11