「入出力ストリーム」の版間の差分
提供: C++入門
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std::err << "Some error" << std::endl; | std::err << "Some error" << std::endl; | ||
− | // | + | // 標準入力 |
int i; | int i; | ||
std::cin >> i; | std::cin >> i; |
2019年8月31日 (土) 16:03時点における最新版
プログラムは、3つの入出力を持ちます。用途ごとに使い分けます。
読み方
- 入出力ストリーム
- にゅうしゅつりょく すとりーむ
概要
プログラミングするときに、下記の3つの入出力を使い分けます。
- stdin
- stdout
- stderr
エラーメッセージは、stderr と呼ばれる標準エラー出力に出します(syslogやエラーログファイルかもしれませんが)。
入出力先 | C++のストリーム | C言語の場合 |
---|---|---|
標準出力 | cout | stdout |
標準エラー | cerr | sterr |
標準入力 | cin | stdin |
ヘッダファイル
#include <iostream>
ソースコード
// 標準出力 std::cout << "Foo" << std::endl; // 標準エラー出力 std::err << "Some error" << std::endl; // 標準入力 int i; std::cin >> i;
- cout については、C++のHello World をご参照下さい。
- cin については、入力ストリーム をご参照下さい。
cerr の使用例
エラーメッセージを 標準エラー出力 (cerr) に出す例です。
cerr.cpp
#include <iostream> #include <cstdlib> #include <string> int main(int argc, char *argv[]) { try { std::string *s = new std::string ("hoge"); delete s; } catch (std::bad_alloc &ex) { std::cerr << ex.what () << std::endl; exit (1); } return (0); }
コンパイル
g++ cerr.cpp