継承

提供: C++入門
2013年3月24日 (日) 02:08時点におけるDaemon (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索
スポンサーリンク


読み方

継承
けいしょう
inheritance
いんへりたんす

概要

C++における継承(inheritance)とは、クラス継承することを指します。 クラス継承することで、新しいクラスを作ることができます。

一部の実装を変更したいときに、有効です。

継承のメリット

  • コードを再利用できる。
  • コードを汎用化することで、コードの重複を防ぎ、ソースコードのメンテナンス性が上がる。

継承のデメリット

  • 親クラスの実装変更により、サブクラスに影響を及ぼす可能性がある。

継承の例

ソースコード extends_3.cpp

#include <iostream>
using namespace std;
 
class B {
        public:
                void x() {
                        cout << __PRETTY_FUNCTION__ << endl;
                }
                void f() {
                        cout << __PRETTY_FUNCTION__ << endl;
                }
};
 
class C1 : public B {
        public:
                void f() {
                        cout << __PRETTY_FUNCTION__ << endl;
                }
};
int main(int argc, char const* argv[])
{
        C1 c1;
 
        c1.f ();
        c1.x ();
 
        return 0;
}

コンパイル

g++  extends_3.cpp -o extends_3

実行例

% ./extends_3
void C1::f()
void B::x()

継承とコンストラクタとデストラクタ

クラスには、コンストラクタとデストラクタがあります。

継承における コンストラクタとデストラクタ については、以下を参照してください。

関連項目




スポンサーリンク