「g++をFreeBSDへインストールする」の版間の差分

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2014年8月16日 (土) 20:39時点における版

GNU GCCコンパイラコレクションC++コンパイラであるg++FreeBSDにインストールする方法です。

概要

FreeBSD 10.0-RELEASE未満のシステムでは、デフォルトでベースシステムにg++がインストールされます。GNUのg++コマンドが使いたいときやC++の新しい規格(C++11,C++14などのC++XXなもの)の機能を利用する場合、新しいg++を必要とすることがあります。

新しい機能を利用するために、C++コンパイラをインストールする場合には、portsやpkgが利用できます。

複数のバージョンのG++の共存

FreeBSD(たいていのLinuxでも)では、複数のバージョンのGCCコンパイラ(G++)が共存できます。

下記の例では、GCC 4.6, 4,7, 4.9(g++のパッケージ) が同居しています。

$ pkg info |ag gcc
gcc-4.7.3_1                    GNU Compiler Collection 4.7
gcc-ecj-4.5                    Eclipse Java Compiler used to build GCC Java
gcc46-4.6.4_1,1                GNU Compiler Collection 4.6
gcc49-4.9.1.s20140507          GNU Compiler Collection 4.9

zshの入力補完の例ですが、g++の名前のあとにバージョン番号がそれぞれ付与されたコマンドが用意されています。必要に応じて、任意の番号のついたg++コマンドを実行することで、複数のバージョンのg++を使い分けることができます。

$ g++4
g++46  g++47  g++49

インストール

FreeBSDにインストールする場合

ports コレクションからインストールする場合

cd /usr/ports/lang/gcc
sudo make install clean

pkgコマンドでインストールする場合

sudo pkg install gcc

portmasterコマンドでインストールする場合

sudo portmaster -y -d /usr/ports/lang/gcc

新しいコンパイラをインストールする

gcc 4.10

sudo pkg install gcc410

gcc 4.9

gcc 4.9.1, 4.9.2 などが入ります。

sudo pkg install gcc49

gcc 4.8

sudo pkg install gcc48

gcc 4.7

sudo pkg install gcc47

関連項目