「std::future」の版間の差分

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非同期オペレーションは、以下のクラスを利用します。
 
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2014年1月3日 (金) 16:00時点における最新版

std::future とは、C++の非同期実行ライブラリと一緒に利用し、非同期オペレーションの結果にアクセスするメカニズムを提供するテンプレートクラスです。

読み方

std::future
えすてぃーでぃー ふゅーちゃー

概要

std::futureは、非同期実行の結果を取得するメカニズムを提供します。 非同期オペレーションは、以下のクラスを利用します。

使用例

関連項目

std::thread メンバ関数
関数 説明
メンバ関数
std::thread::thread コンストラクタ。threadオブジェクトを作成します。
std::thread::~thread スレッドがjoinかdetachされている必要があります。スレッドオブジェクトを破棄します。
std::thread::operator= スレッドオブジェクトをmoveします。
オブザーバー
std::thread::joinable スレッドが合流可能であるかチェックします。
std::thread::get_id スレッドのIDを返します。
std::thread::native_handle スレッドハンドルを返します。
std::thread::hardware_concurrency 実装によってサポートされる同時スレッド数を返します。
操作
std::thread::join スレッドの終了を待ちます。
std::thread::detach スレッドハンドルから独立して実行するスレッドを許可します。
std::thread::swap スワップ
非メンバ関数
std::swap スワップ
カレントスレッドの管理
std::this_thread::yield_id 処理系に再スケジュールの機会を与えます。
std::this_thread::get_id スレッドIDを返します。
std::this_thread::sleep_for 指定した時間、現在のスレッドの実行を停止します。
std::this_thread::sleep_until 指定した時刻まで、現在のスレッドの実行を停止します。
mutex
mutexの種類 説明
std::mutex 非再帰的mutex
std::recursive_mutex 再帰的mutext
std::timed_mutex ロック関数でタイムアウトが可能な非再帰的mutex
std::recursive_timed_mutex ロック関数でタイムアウトが可能な再帰的mutex

ロッククラステンプレート