「std::string::substr」の版間の差分

提供: C++入門
移動: 案内検索
(ページの作成:「std::string::substr() とは、std::stringの文字列から指定された位置から指定された長さまでの文字列を取得する関数です。 ''...」)
 
(相違点なし)

2014年2月1日 (土) 18:08時点における最新版

std::string::substr() とは、std::stringの文字列から指定された位置から指定された長さまでの文字列を取得する関数です。

読み方

std::string::substr
えすてぃー すとりんぐ さぶえすてぃーあーる

概要

文字列の指定位置から最後まで、もしくは、指定位置から指定した数の文字列を取得します。

substrの使用例

ソースコード std_string_substr1.cpp

#include <iostream>
#include <string>
using namespace std;
int main(int argc, char const* argv[])
{
        //         0123456789
        string s1("abcdefghij");
        cout << "0123456789" <<endl;
        cout << s1 << endl;
        cout << "substr(5):\t" << s1.substr(5) << endl;
        cout << "substr(2,3):\t" << s1.substr(2,3) << endl;
        return 0;
}

コンパイル

g++  std_string_substr1.cpp -o std_string_substr1

実行例

% ./std_string_substr1
0123456789
abcdefghij
substr(5):      fghij
substr(2,3):    cde

関連項目

メンバ関数
メンバ関数 説明
constructor 文字列オブジェクトのコンストラクタ。stringの初期化について説明します。
destructor 文字列オブジェクトのデストラクタ
operator= 文字列の割り当て。stringへの代入について説明します。
文字列操作
メンバ関数 説明
std::string::c_str C文字列を取得する
std::string::data 文字列データを取得する
std::string::substr 部分文字列の生成