「std::vector」の版間の差分

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| [[std::vector]] の最初の要素の参照を返します。
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| [[std::vector]] の最後の要素の参照を返します。
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2013年3月23日 (土) 16:03時点における版


std::vector は、C++ライブラリ で提供されるtemplateを利用した動的な配列です。

読み方

std::vector
えすてぃーでぃー べくたー

概要

C++ の配列は、サイズをプログラマが管理しますが、std::vector は、配列のサイズを意識せずに、プログラミングできます。

インタフェース

std::vector
メンバ 意味
constructor コンストラクタ
destrctor デストラクタ
operator= operator=
reserve std::vecotrのキャパシティを予約します。
capacity 割り当てられているストレージキャパシティのサイズを返します。
size サイズを返します。
max_size 最大サイズを返します。
resize サイズをリサイズします。
shrink_to_fit コンテナのキャパティにフィットしたサイズまで縮小します。
push_back std::vector の最後に新しい要素を追加します。要素は、コピー、もしくは、move されます。
pop_back std::vector の最後の要素を取り除きます。コンテナのサイズが1つ小さくなります。
insert std::vector に新しい要素を追加します。
erase std::vector の1つの要素、または、要素のレンジを削除します。
clear std::vector の要素をすべて削除します。
empty std::vector が空であれば、trueを返し、そうでなければ、falseです。
begin std::vector の最初の要素のイテレータを返します。
end std::vector の最後の要素の次のイテレータを返します。
front std::vector の最初の要素の参照を返します。
back std::vector の最後の要素の参照を返します。
at std::vector の n 番目の要素の参照を返します。無効な要素にアクセスしたとき、std::out_of_range の例外を送出します。operator[]は、境界チェックをしません。
operator[] std::vector の n 番目の要素の参照を返します。operator[]は、境界チェックをしません。
:vector::

関連項目