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SHUTDOWN(2) FreeBSD システムコールマニュアル SHUTDOWN(2)

名称

shutdown − 全二重接続の一部をシャットダウン

ライブラリ

標準 C ライブラリ (libc, −lc)

書式

#include <sys/types.h>
#include <sys/socket.h>

int

shutdown(int s, int how);

解説

shutdown() システムコールにより、ファイル記述子 s に関連するソケットの全 二重接続の全部か一部がシャットダウンされます。引数 how でシャットダウンの タイプを指定します。可能な値は以下のとおりです:

       SHUT_RD

これ以降の受信ができなくなります。

SHUT_WR
これ以降の送信ができなくなります。

SHUT_RDWR
これ以降の送受信ができなくなります。

戻り値

関数 shutdown() は、処理が成功すると値 0 を返します。そうでない場合、値 -1 が返され、グローバル変数 errno が設定されてエラーを示します。

エラー

shutdown() システムコールは、次の場合に失敗します:

       [EBADF]

引数 s が有効な記述子ではありません。

[EINVAL]
引数 how が有効な値ではありません。

[ENOTCONN]
ソケットは接続されていません。

[ENOTSOCK]
引数 s はソケットを参照していません。

関連項目

connect(2), socket(2)

規格

shutdown() システムコールは、完成時には IEEE Std 1003.1g-2000 (‘‘POSIX.1’’) に適合しています。

歴史

shutdown() システムコールは、 4.2BSD で登場しました。定数 SHUT_RD, SHUT_WR, SHUT_RDWR は、 IEEE Std 1003.1g-2000 (‘‘POSIX.1’’) に追加されま した。

FreeBSD 10.0 February 27, 2001 FreeBSD 10.0

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