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ARC4RANDOM(3) FreeBSD ライブラリ関数マニュアル ARC4RANDOM(3)

名称

arc4random, arc4random_stir, arc4random_addrandom − arc4 乱数ジェネレータ

ライブラリ

標準 C ライブラリ (libc, −lc)

書式

#include <stdlib.h>

u_int32_t

arc4random(void);

void

arc4random_stir(void);

void

arc4random_addrandom(unsigned char *dat, int datlen);

解説

arc4random() 関数は、arc4 暗号が採用しているキーストリームジェネレータを 使用します。 arc4 暗号は、8*8 の 8 ビット S-Box を使用します。 S-Box は約 (2**1700) 個の状態を取ることができます。

arc4random_stir() 関数は、 /dev/urandom からデータを読み取り、それを使用 して arc4random_addrandom() によって S-Box の順序を変えます。

arc4random() を使用する前に arc4random_stir() を呼び出す必要はありませ ん。 arc4random() は自動的に自分自身を初期化するからです。

関連項目

rand(3), random(3), srandomdev(3)

歴史

RC4 は、RSA Data Security, Inc. によって設計されました。 RC4 は、匿名で USENET にポストされ、オリジナルのコードにアクセスした複数の人によって同等 であることが確認されました。 RC4 は企業機密であったので、この暗号は ARC4 と呼ばれています。

FreeBSD 10.0 April 15, 1997 FreeBSD 10.0

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