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CURSES(3) FreeBSD ライブラリ関数マニュアル CURSES(3)

名称

curses − 「最適」なカーソル移動のある画面関数

書式

cc [flags] files −lcurses −ltermcap [libraries]

解説

これらのルーチンは、合理的な最適化で画面を更新する方法をユーザに与えま す。これらのルーチンは現在の画面のイメージを保持し、ユーザは新しい画面の イメージをセットアップします。次に、 refresh() が、現在の画面が新しい画面 のように表示されるようにルーチンに指示します。ルーチンを初期化するために は、ウィンドウと画面を処理する他のルーチンが使用される前に、ルーチン initscr() を呼び出す必要があります。終了する前に、ルーチン endwin() を呼 び出す必要があります。

関連項目

ioctl(2), getenv(3), tty(4), termcap(5)

       Ken Arnold,                     Screen Updating and Cursor Movement Optimization: ALibrary Package.

作者

Ken Arnold

関数

addch(ch) キャラクタを stdscr に追加す る
addstr(str) ストリングを stdscr に追加す る
box(win,vert,hor) ウィンドウの回りにボックスを 作図する
cbreak() cbreak モードを設定する
clear() stdscr をクリアする
clearok(scr,boolf) scr 用のクリアフラグを設定す る
clrtobot() stdscr 上で下端へとクリアす る
clrtoeol() stdscr 上で行の末尾へとクリ アする
delch() 1 文字を削除する
deleteln() 1 行を削除する
delwin(win) win を削除する
echo() エコーモードを設定する
endwin() ウィンドウモードを終了する
erase() stdscr を消去する
flusok(win,boolf) win についてフラッシュオンリ フレッシュ (flush-on-refresh) フラグを 設定する
getch() stdscr によって 1 キャラクタ を得る
getcap(name) 端末機能 name を得る
getstr(str) stdscr によってストリングを 得る
gettmode() tty モードを得る
getyx(win,y,x) win 用に (y,x) 座標を得る
inch() 現在の (y,x) 座標で char を 得る
initscr() 画面を初期化する
insch(c) 1 キャラクタを挿入する
insertln() 1 行を挿入する
leaveok(win,boolf) win 用に終了 (leave) フラグ を設定する
longname(termbuf,name) termbuf から長い名前を得る
move(y,x) stdscr の (y,x) に移動する
mvcur(lasty,lastx,newy,newx) 実際にカーソルを移動する
newwin(lines,cols,begin_y,begin_x) 新しいウィンドウを作成する
nl() 改行マッピングを設定する
nocbreak() cbreak モードを設定解除する
noecho() エコーモードを設定解除する
nonl() 改行マッピングを設定解除する
noraw() 未加工 (raw) の設定解除モー ド
overlay(win1,win2) win1 を win2 の上にオーバレ イする
overwrite(win1,win2) win1 を win2 の一番上に上書 きする
printw(fmt,arg1,arg2,...) stdscr 上での printf
raw() 未加工 (raw) モードを設定す る
refresh() 現在の画面が stdscr のように 表示されるようにする
resetty() 保存された値に tty フラグを リセットする
savetty() 保存された現在の tty フラグ
scanw(fmt,arg1,arg2,...) stdscr による scanf
scroll(win) win を 1 行だけスクロールす る
scrollok(win,boolf) win 用にスクロールフラグを設 定する
setterm(name) 名前用の term 変数を設定する
standend() standout モードを終了する
standout() standout モードを開始する
subwin(win,lines,cols,begin_y,begin_x) win のサブウィンドウを作成す る
touchline(win,y,sx,ex) win で変更されたように行 y sx から sy をマークする
touchoverlap(win1,win2) win2 上の win1 のオーバラッ プを変更されたようにマークす る
touchwin(win) win のすべてを変更する
unctrl(ch) ch の印刷可能なバージョン
waddch(win,ch) win にキャラクタを追加する
waddstr(win,str) win にストリングを追加する
wclear(win) win をクリアする
wclrtobot(win) win の下端までクリアする
wclrtoeol(win) win の最後の行までクリアする
wdelch(win,c) win からキャラクタを削除する
wdeleteln(win) win から行を削除する
werase(win) win を抹消する
wgetch(win) win によって 1 キャラクタを 得る
wgetstr(win,str) win によって 1 ストリングを 得る
winch(win) win 内の現在の (y,x) にある キャラクタを得る
winsch(win,c) win にキャラクタを挿入する
winsertln(win) win に行を挿入する
wmove(win,y,x) win に現在の (y,x) 座標を設 定する
wprintw(win,fmt,arg1,arg2,...) win についての printf
wrefresh() win 画面が win のように表示 されるようにする
wscanw(win,fmt,arg1,arg2,...) win による scanf
wstandend(win) win での standout モードを終 了する
wstandout(win) win での standout モードを開 始する

歴史

curses パッケージは 4.0BSD で現れました。

4th Berkeley Distribution June 4, 1993 4th Berkeley Distribution

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