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FDC(4) FreeBSD/i386 カーネルインタフェースマニュアル FDC(4)

名称

fdc − PCアーキテクチャのフロッピディスクコントローラドライバ

書式

controller fdc0 at isa? port "IO_FD1" bio flags 0x1 irq 6 drq 2

disk fd0 at fdc0 drive 0

disk fd1 at fdc0 drive 1

説明

このドライバは、フロッピディスクドライブおよび QIC40/80 テープドライブへ のアクセスを提供します。 /dev ディレクトリには、各フロッピディスクデバイ ス用に多数のマイナデバイスが存在します。 デバイス名が英文字で終わる /dev/fd* デバイスは、フロッピディスク上の ’パーティション’ を表すのに使用 されます。 /dev/fd*.<数字> という名前のデバイスは、フロッピディスクのサイ ズ (つまり、720KB や 1440KB など) を表します。後者は、 fdformat コマンド を使ってフロッピディスクをフォーマットするときや、複数の記録密度のフロッ ピディスクを扱えるドライブで、異なる記録密度のフロッピディスクにアクセス するとき (例: 1.44MB ドライブで 720KB ディスクにアクセスするとき) に使わ れます。

通常は、フロッピドライブの設定を得るために、システムの CMOS メモリに問い 合わせます。 CMOS 内部に、この設定値を持たないマシンもいくつかあります。 こうしたマシンでは、 ‘0x1’ という値のフラグを使用して、CMOS に問い合わせ を行わずに、 1.44MB フロッピドライブを最初のユニットとして見せかけるよう にしてください。

ファイル

       /dev/fd*

フロッピディスクデバイスのノード
/dev/fd*.<KB で表したサイズ >
フロッピディスクデバイスのノード。後に 続く数字がフロッピディスクの記憶容量を 表しています。
/sys/i386/conf/GENERIC

サンプルの generic カーネルの設定ファイ ル
/sys/i386/isa/fd.c

フロッピドライバのソース

関連項目

fdformat(1), disktab(5)

FreeBSD August 31, 1994 FreeBSD

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