スポンサーリンク

ISDNTEL(8) FreeBSD システム管理者マニュアル ISDNTEL(8)

名称

isdntel − isdn4bsd 電話応答管理ユーティリティ

書式

isdntel [−a aliasfile] [−d spooldir] [−p playcommand] [−t timeout]

解説

isdntel ユーティリティは着信した電話音声メッセージに対し、「留守番マシ ン」としての機能を提供するのに使用されます。

次のオプションがサポートされています:

       −a

電話番号のエイリアスを含むエイリアスファイルのパス名として、 aliasfile を用います。デフォルトのパスは /etc/isdn/isdntel.alias です。エイリアス項目の書式は、数字列に 1 個以上のスペースかタブが 続いたもので、行の残りがエイリアス文字列と見なされます。空白文 字、タブ、または「#」文字で開始される行はコメントになります。

−d
isdnd(8) が呼び出す "answ" スクリプトによって着信した音声メッセー ジが格納されるディレクトリとして、 spooldir を用います。デフォル トのディレクトリは /var/isdn です。音声メッセージファイル名の形式 は次の通りです:

YYMMDDhhmmss-dest_number-source_number-length_in_secs (訳注: 年月日時分秒-着信番号-発信番号-秒数)

−p
音声メッセージをオーディオ出力装置へ再生させるために実行するコマ ンド文字列として、 playcommand を用います。文字 %s は現在選択され ているファイル名に置き換えられます。デフォルトの文字列は ‘‘cat %s | alaw2ulaw >/dev/audio’’ です。

−t
キーボードからの操作が無い時に、プログラムにスプールディレクトリ を読み直させる秒数を timeout で指定します。

画面出力は明確なはずです。もし不明なことがあればソースを調べて下さい。

関連項目

i4btel(4), isdnd.rc(5), isdnd(8)

バグ

まだ 2 つ以上残っています。

作者

isdntel ユーティリティと本マニュアルページは Hellmuth Michaelis ⟨hm@kts.org⟩ が作成しました。

FreeBSD 10.0 July 11, 1998 FreeBSD 10.0

スポンサーリンク