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KLDXREF(8) FreeBSD システム管理者マニュアル KLDXREF(8)

名称

kldxref − カーネルローダ用のヒントの生成

書式

kldxref [−Rdv] [−f hintsfile] path ...

解説

kldxref ユーティリティは、ヒントファイルの生成に使用されます。ヒントファ イルには、モジュール、モジュールのバージョン、モジュールを含むファイルを 列挙します。これらのヒントはカーネルローダが使用し、特定の KLD モジュール をどこから見付けるかを決定します。

コマンド行には、モジュールが含まれるディレクトリを指定します。ディレクト リ毎に、別々のヒントファイルが生成されます。あるディレクトリに対してヒン トレコードがなにも無い場合、ヒントファイルは生成されず、既存のヒントファ イルは (当該ディレクトリにあれば) 削除されます。

次のオプションが使用可能です:

       −R

サブディレクトリに対して再帰実行します。

−d
ヒントファイルを生成せず、モジュールメタデータを標準出力へ表示し ます。

−f hintsfile
linker.hints
以外のヒントファイル名を指定します。

−v
冗長モードで動作します。

使用例

標準モジュールと追加モジュールの両方に対してヒントファイルを構築します:

kldxref /boot/kernel /boot/modules

すべてのインストール済のカーネルに対してヒントファイルを構築します:

kldxref -R /boot

関連項目

kld(4), kldconfig(8), kldload(8), kldstat(8), kldunload(8)

歴史

kldxref ユーティリティが最初に登場したのは FreeBSD 5.0 です。

作者

kldxref ユーティリティを実装したのは Boris Popov ⟨bp@FreeBSD.org⟩ です。 このマニュアルページを書いたのは Boris Popov ⟨bp@FreeBSD.org⟩ と Dag-Erling Smørgrav ⟨des@FreeBSD.org⟩ です。

FreeBSD 10.0 October 9, 2001 FreeBSD 10.0

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