「GNU Source-highlight」の版間の差分

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{{pkg|source-highlight}}
 
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== 設定 ==
 
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.bashrc/.zshrc
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=== .bashrc/.zshrc ===
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[[zsh]]系の設定は、以下の通りです。
 
<syntaxhighlight lang="bash">
 
<syntaxhighlight lang="bash">
 
export LESS='-R'
 
export LESS='-R'
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.cshrc
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=== .cshrc ===
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csh/tcshの設定は、以下の通りです。
 
<syntaxhighlight lang="bash">
 
<syntaxhighlight lang="bash">
 
setenv LESS '-R'
 
setenv LESS '-R'
 
setenv LESSOPEN '|src-hilite-lesspipe.sh %s'
 
setenv LESSOPEN '|src-hilite-lesspipe.sh %s'
 
</syntaxhighlight>
 
</syntaxhighlight>
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== 使い方 ==
 
== 使い方 ==
 
=== ターミナルのlessコマンドでソースコードをカラフルにする ===
 
=== ターミナルのlessコマンドでソースコードをカラフルにする ===

2015年4月19日 (日) 21:17時点における最新版

GNU Source-highlight (グニュー ソースハイライト)とは、ソースコードをシンタックスハイライトするプログラムです。lessと組み合わせることで、lessでソースコードを見ているときも、カラフルな状態でソースを見れます。

読み方

GNU Source-highlight
ぐにゅー そーす はいらいと

概要

GNU Source-highlight は、ソースコードをシンタックスハイライトするツールです。ソースコードをウェブページ用にHTMLに変換できます。

source-highlightをlessと組み合わせることで、ソースコードや設定ファイルなどをカラフルにすることもできます。Apacheのアクセスログもシンタックスハイライトでカラフルにでき、視認性が上がり、非常に便利です。

インストール

pkgコマンドでインストールする場合

sudo pkg install source-highlight

設定

.bashrc/.zshrc

zsh系の設定は、以下の通りです。

export LESS='-R'
export LESSOPEN='|src-hilite-lesspipe.sh %s'

.cshrc

csh/tcshの設定は、以下の通りです。

setenv LESS '-R'
setenv LESSOPEN '|src-hilite-lesspipe.sh %s'

使い方

ターミナルのlessコマンドでソースコードをカラフルにする

上記のLESSとLESSOPENの環境変数を設定した状態で、lessを起動すると、lessが表示するソースコードがカラフルになります。

less /tmp/a.c

ソースコードをHTMLに変換する

ソースコードをシンタックスハイライトしたHTMLを作成できます。

$ source-highlight /tmp/a.c
Processing /tmp/a.c ... created /tmp/a.c.html

まとめ

エディタを起動するほどでもないけど、ソースコードを表示したいときなどに便利です。

関連項目