「OPcache」の版間の差分
提供: FreeBSD入門
(相違点なし)
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2014年11月1日 (土) 15:11時点における最新版
PHPのOPcache (php-opcache) とは、PHPをコンパイルし、バイトコードを共有メモリに保存することで、PHPのパフォーマンスを向上させます。
読み方
- OPcache
- おぺ きゃっしゅ, おーぴーきゃっしゅ
概要
ApacheでPHPを実行するときに、バイトコードのキャッシュを持たない場合、リクエストごとにPHPのスクリプトをパースして、実行することになります。プログラムを変更していなければ、このパースの処理は一回すれば十分です。
そこで、開発されたバイトコンパイルのキャッシュの仕組みとしてAPCがあります。OPcacheは、APCの後発にあたりますです。
PHP 5.5.0以降のバージョンでは、OPcache がバンドルされています。
php56-extensions をインストールすると依存関係として php56-opcache がインストールされます。phpのextensionsのパッケージは、たいていインストールするので、APCのように個別に入れなくても良いので簡単です。
インストール
opcache だけを個別にインストールする場合は、以下の通りです。
sudo pkg install php56-opcache
pkgコマンドでインストールする場合
sudo pkg install php56-extensions
使い方
モジュールの確認は、以下の通りです。 バージョン情報を表示すると Zend OPcache と表示されていることがわかります。
$ php -v PHP 5.6.2 (cli) (built: Oct 23 2014 08:54:22) Copyright (c) 1997-2014 The PHP Group Zend Engine v2.6.0, Copyright (c) 1998-2014 Zend Technologies with Zend OPcache v7.0.4-dev, Copyright (c) 1999-2014, by Zend Technologies $ php -m |ag cache Zend OPcache Zend OPcache