「FreeBSDの環境構築」の版間の差分
提供: FreeBSD入門
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# jman のマニュアルをインストールする | # jman のマニュアルをインストールする |
2015年12月15日 (火) 21:40時点における版
FreeBSDをインストールしたら、環境構築をします。カスタムカーネルを作る、make worldで環境をフルビルドする、設定変更やパッケージのインストールなど、やることはたくさんあります。
目次
概要
- freebsd-update
- FreeBSDの設定
- ソフトウェアのインストール
開発環境構築
私の開発環境/生活環境の構築手順を以下にまとめています。
新規環境構築の手順
- 自信のユーザの追加
- sudoのインストール
- sudoの設定変更
- sshd を有効にする(インストーラーで有効にしていない場合)
- ntpdateで起動時に時刻同期する設定
- pkgで必須アプリケーションをインストールする
- jman のマニュアルをインストールする
- コンパイラやスクリプト言語の処理系をインストールする
- セキュリティ系コマンドをインストールする(これはセキュリティに関係する必要な人のみ)
- Webサーバなどミドルウェアなどをインストールする
おすすめのアプリケーション
いくつかおすすめのアプリケーションをあげておきます。
- vim
- vim は、究極のエディタです。使わない手はありません。vimに関する詳しい説明については、vim入門 をご参照ください。
- tmux
- tmux は、ターミナル管理のアプリケーションです。複数のセッションを持ち、sshの接続が切れたとしても、tmuxで管理するセッションに再接続後にアタッチできます。
- zsh
- 究極のシェルです。強力な補完能力が貴方の作業時間を短縮してくれます。
- bash
- おそらく、いろいろなシーンで必要になるので、入れておいたほうが良いでしょう。
- w3m
- webサイトの調査などで利用できます。
- curl
- webサイトの調査や開発中のwebアプリケーションの動作確認などに使えます。
- wget
- webサイトの調査や開発中のwebアプリケーションの動作確認などに使えます。クローラの変わりにも使えます。
- The Silver Searcher (the_silver_searcher)
- grepよりも高速で便利なパターン検索プログラムです。
- git
- あれこれgitから持ってくるのに必要でしょう。zshのプラグインマネージャのantigenやvimのプラグインマネージャのNeoBundleでも必要です。
- htop
- topコマンドのカラフルなヤツです。
おすすめのセキュリティに関連するアプリケーション
CTFなどに参加する場合に役立つものも含めて、いくつかあげておきます。
- nmap
- ポートスキャンアプリケーションです。ネットワークの調査に役立ちます。
- amap
- アプリケーションを特定するためのスキャナーです。
- John the Ripper(john)
- 忘れてしまったパスワードの調査に役立ちます。
- ncrack
- パスワードクラッカーです。
OSのアップデート
FreeBSD は、 freebsd-update コマンドで更新します。 システムの再構築については、下記ページをご参照ください。
アカウント管理
- アカウントの種類
- アカウントの管理
- グループの管理
パッケージのインストール
パッケージは、基本的に以下の方法でインストールします。
パッケージ管理
- package 系コマンド
- pkg_info コマンド
- pkg_version コマンド
- portmaster
- ports 管理
設定
設定ファイルは、基本的に以下のディレクトリに置かれます。
- /etc
- /usr/local/etc
電源管理
- powerd 省電力設定