lsをカラー表示にする

提供: FreeBSD入門
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FreeBSD標準のlsコマンドの出力は、カラー表示できます。

概要

lsコマンドの出力は、カラー表示できます。

lsをカラフルにするには、以下のの方法があります。

  • FreeBSD標準のlsでカラー表示にする
  • gnuls をインストールして、カラー表示する
  • tcshの機能で、カラー表示する

標準のlsを使用してカラー表示

lsをカラー表示するために

FreeBSDのデフォルトのlsをカラー表示するには、以下の手順が必要です。

  • 環境変数 TERM をカラー用に設定する
  • 環境変数 LSCOLORS を設定する
  • ls のオプションを追加する

設定

setenv TERM=xterm-256color
setenv LSCOLORS ExGxdxdxCxDxDxBxBxegeg
alias ls 'ls -G'
alias ll 'ls -lG'

色の意味

LSCOLORSの色
アルファベット
a black
b red
c green
d brown
e blue
f magenta
g cyan
h light grey
A bold black, usually shows up as dark grey
B bold red
C bold green
D bold brown, usually shows up as yellow
E bold blue
F bold magenta
G bold cyan
H bold light grey; looks like bright white
x default foreground or background

使い方

% ls -lG
% ls -G

gnulsを使用してカラー表示

インストール

pkgコマンドでインストールする場合

sudo pkg install gnuls

設定

aliasでコマンドのオプションを設定します。

alias ls 'ls --color=auto'
alias ll 'ls -l --color=auto'

--color=autoにすることにより、lessコマンドなどの組み合わせ(パイプでつなぐとき)に、カラーコードが出力されなくなります。

色の設定

ひな形の作成

色の設定のひな形を、dircolorsで作成できます。

% dircolors -p
% dircolors -p > $HOME/.dircolors

色の設定は、$HOME?.dircolorsを変更し、後述する方法で読み込みます。

色設定の読み込み

色の設定を読み込むには、以下のコマンドを使用します。

# sh系
% eval `dircolors -b $HOME/.dircolors`
# csh系
% eval `dircolors -c $HOME/.dircolors`

.zshrc/.bashrc/.cshrcでの設定

sh系
# sh系
if [ -f $HOME/.dircolors ]; then
	eval `dircolors -b $HOME/.dircolors`
fi
csh系
# csh系
if ( -f $HOME/.dircolors ) then
	eval `dircolors -c $HOME/.dircolors`
endif

関連項目

  • ls
  • lsをカラー表示にする



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