「pkg-plistの作り方」の版間の差分

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2015年12月27日 (日) 21:26時点における最新版

pkg-plist とは、ports コレクションでインストールされるファイルの一覧です。 ports の開発をする人は、自分が ports コレクションに加えるソフトウェアパッケージで提供されるファイルの一覧を pkg-plist に記載します。

読み方

pkg-plist
ぴーけーじ ぴーりすと
makeplist
めいく ぴーりすと

概要

pkg-plist の例を見てみましょう。 以下は、 neovim の pkg-plist ファイルの先頭です。

$ head pkg-plist
bin/nvim
man/man1/nvim.1.gz
share/nvim/runtime/autoload/README.txt
share/nvim/runtime/autoload/ada.vim
share/nvim/runtime/autoload/adacomplete.vim
share/nvim/runtime/autoload/ccomplete.vim
share/nvim/runtime/autoload/clojurecomplete.vim
share/nvim/runtime/autoload/csscomplete.vim
share/nvim/runtime/autoload/decada.vim
share/nvim/runtime/autoload/getscript.vim

使い方

作業ディレクトリで make makeplist を実行するだけで、 pkg-plist 用の パッケージリストが生成できます。

cd /usr/ports/foo/bar
make makeplist

標準出力に出力されるため、 リダイレクトします。

make makeplist > pkg-plist

一行目に関係ない出力がなされるので、これは削除します。

$ head pkg-plist
/you/have/to/check/what/makeplist/gives/you
bin/nvim
man/man1/nvim.1.gz
share/locale/af/LC_MESSAGES/nvim.mo
share/locale/ca/LC_MESSAGES/nvim.mo
share/locale/cs.cp1250/LC_MESSAGES/nvim.mo
share/locale/cs/LC_MESSAGES/nvim.mo
share/locale/de/LC_MESSAGES/nvim.mo
share/locale/en_GB/LC_MESSAGES/nvim.mo
share/locale/eo/LC_MESSAGES/nvim.mo

メモ

これも完全なリストではないようで、途中に %%hoge%% のような展開漏れなのか、不明なパスが入っていたりして。

関連項目