「Java開発環境」の版間の差分
提供: Java入門
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2015年3月15日 (日) 15:39時点における版
ここでは、Javaの開発環境を整備します。
読み方
- Java開発環境
- じゃば かいはつかんきょう
- Eclipse
- えくりぷす
- JDK
- じぇーでぃーけー
目次
概要
Javaのプログラムを開発するには、JDK が必要です。また、ソースコードを書くために、統合開発環境、もしくは、好みのエディタを使用します。
- 統合開発環境
- Eclipse
- エディタ
- Vim
- Emacs
- など...
JREは、Java Runtime Environment の略で、Javaの実行環境です。開発には、JDKが必要です。パッケージをインストールするときは、JREではなく、JDKをインストールします。
JDKをインストールする
Unix系のOSでは、openjdk のパッケージをインストールします。 また、環境変数 JAVA_HOME を設定します。
FreeBSD
OpenJDK 8
$ sudo pkg install openjdk8
export JAVA_HOME=/usr/local/openjdk8
OpenJDK 7
$ sudo pkg install openjdk-7
export JAVA_HOME=/usr/local/openjdk7
OpenJDK 6
$ sudo pkg install openjdk6
export JAVA_HOME=/usr/local/openjdk6
Ubuntu
OpenJDK 7
$ sudo apt install openjdk-7-jdk
OpenJDK 6
$ sudo apt install openjdk-6-jdk
コンパイル
Javaのプログラムのコンパイルには、javac コマンドを使用します。
javac Test.java
Javac のコマンドラインオプション
$ $JAVA_HOME/bin/javac -help 使用方法: javac <options> <source files> 使用可能なオプションには次のものがあります。 -g すべてのデバッグ情報を生成する -g:none デバッグ情報を生成しない -g:{lines,vars,source} いくつかのデバッグ情報のみを生成する -nowarn 警告を発生させない -verbose コンパイラの動作についてメッセージを出力する -deprecation 非推奨のAPIが使用されているソースの場所を出力する -classpath <path> ユーザー・クラス・ファイルおよび注釈プロセッサを 検索する位置を指定する -cp <path> ユーザー・クラス・ファイルおよび注釈プロセッサを 検索する位置を指定する -sourcepath <path> 入力ソース・ファイルを検索する位置を指定する -bootclasspath <path> ブートストラップ・クラス・パスの場所をオーバーライドする -extdirs <dirs> インストール済拡張機能の場所をオーバーライドする -endorseddirs <dirs> 推奨規格パスの場所をオーバーライドする -proc:{none,only} 注釈処理やコンパイルを実行するかどうかを制御します。 -processor <class1>[,<class2>,<class3>...] 実行する注釈プロセッサの名前。 デフォルトの検出処理をバイパス -processorpath <path> 注釈プロセッサを検索する位置を指定する -parameters メソッド・パラメータにリフレクション用のメタデータを生成します -d <directory> 生成されたクラス・ファイルを格納する位置を指定する -s <directory> 生成されたソース・ファイルを格納する場所を指定する -h <directory> 生成されたネイティブ・ヘッダー・ファイルを格納する場所を指定する -implicit:{none,class} 暗黙的に参照されるファイルについてクラス・ファイ ルを生成するかどうかを指定する -encoding <encoding> ソース・ファイルが使用する文字エンコーディングを指定する -source <release> 指定されたリリースとソースの互換性を保つ -target <release> 特定のVMバージョン用のクラス・ファイルを生成する -profile <profile> 使用されているAPIが指定したプロファイルで使用可能 かどうかを確認します -version バージョン情報 -help 標準オプションの概要を出力する -Akey[=value] 注釈プロセッサに渡されるオプション -X 非標準オプションの概要を出力する -J<flag> <flag>を実行システムに直接渡す -Werror 警告が発生した場合にコンパイルを終了する @<filename> ファイルからの読取りオプションおよびファイル名
実行例
java Test
javaコマンド のコマンドラインオプション
$ $JAVA_HOME/bin/java -help 使用方法: java [-options] class [args...] (クラスを実行する場合) または java [-options] -jar jarfile [args...] (jarファイルを実行する場合) optionsには次のものがあります。 -d32 使用可能な場合は32ビットのデータ・モデルを使用する -d64 使用可能な場合は64ビットのデータ・モデルを使用する -server "server" VMを選択する場合 デフォルトVMはserverです, これはサーバークラスのマシンで実行しているためです。 -cp <ディレクトリおよびzip/jarファイルのクラス検索パス> -classpath <ディレクトリおよびzip/jarファイルのクラス検索パス> クラス・ファイルを検索するディレクトリ、 JARアーカイブおよびZIPアーカイブの:で区切られたリストです。 -D<name>=<value> システム・プロパティを設定する -verbose:[class|gc|jni] 詳細な出力を行う -version 製品バージョンを出力して終了する -version:<value> 指定したバージョンを実行に必須にする -showversion 製品バージョンを出力して続行する -jre-restrict-search | -no-jre-restrict-search ユーザーのプライベートJREをバージョン検索に含める/除外する -? -help このヘルプ・メッセージを出力する -X 非標準オプションに関するヘルプを出力する -ea[:<packagename>...|:<classname>] -enableassertions[:<packagename>...|:<classname>] 指定した粒度でアサーションを有効にする -da[:<packagename>...|:<classname>] -disableassertions[:<packagename>...|:<classname>] 指定した粒度でアサーションを無効にする -esa | -enablesystemassertions システム・アサーションを有効にする -dsa | -disablesystemassertions システム・アサーションを無効にする -agentlib:<libname>[=<options>] ネイティブ・エージェント・ライブラリ<libname>をロードする。 例: -agentlib:hprof -agentlib:jdwp=helpと-agentlib:hprof=helpも参照 -agentpath:<pathname>[=<options>] フルパス名でネイティブ・エージェント・ライブラリをロードする -javaagent:<jarpath>[=<options>] Javaプログラミング言語エージェントをロードする。 java.lang.instrumentを参照 -splash:<imagepath> 指定したイメージでスプラッシュ画面を表示する 詳細はhttp://www.oracle.com/technetwork/java/javase/documentation/index.htmlを 参照してください。