「jarファイルの作り方」の版間の差分
提供: Java入門
(相違点なし)
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2015年4月4日 (土) 15:21時点における最新版
jarとは、Java ARchive(Javaアーカイブ)の略で、Javaのファイル群を1つのファイルにまとめたものです。
読み方
- jar
- じゃー
目次
概要
jarファイルは、jarコマンドで作成します。Unixのtarコマンドに似ています。 MATA-INFディレクトリにMANIFEST.MFが必要です。MANIFEST.MFには、メインクラスを指定します。 jarファイルの実行は、java -jar ファイル名.jar で実行できます。
圧縮フォーマット
ZIP圧縮形式です。
拡張子
.jar
ソースコード
hello.java
/* * hello.java * Copyright (C) 2015 kaoru <kaoru@localhost> */ public class hello { public static void main(String[] args) { System.out.println("hello"); } }
manifest.txt
Main-Class: hello
コンパイル
クラスファイルの作成
$ javac hello.java
jarファイルの作成
第2引数にMANIFEST.MFのファイルを指定します。
$ jar cvfm hello.jar manifest.txt hello.class マニフェストが追加されました hello.classを追加中です(入=401)(出=274)(31%収縮されました)
jarファイルのコンテンツの確認
$ jar tf hello.jar META-INF/ META-INF/MANIFEST.MF hello.class
実行例
$ java -jar hello.jar hello
失敗例
jarにメイン・マニフェスト属性がありません
MANIFEST.MFが存在しない場合は、下記のエラーになります。
$ java -jar hello.jar hello.jarにメイン・マニフェスト属性がありません
エラー: メイン・クラスHelloが見つからなかったかロードできませんでした
MANIFEST.MF の Main-Class の指定が間違っている場合、実行できません。
$ java -jar hello.jar エラー: メイン・クラスHelloが見つからなかったかロードできませんでした