node.jsとブラウザでコードを共有する方法
提供: Node.js/JavaScript入門
2018年4月13日 (金) 00:32時点におけるDaemon (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「サーバサイド(node.js)とクライアントサイド(ブラウザ)で JavaScript のコードを共有する方法を紹介します。 '''読み方''' ;node....」)
スポンサーリンク
サーバサイド(node.js)とクライアントサイド(ブラウザ)で JavaScript のコードを共有する方法を紹介します。
読み方
- node.js
- のーど じぇい えす
概要
サーバサイド(node.js)とクライアントサイド(ブラウザ)のソースコードを共有する方法について説明します。 node 用のコードをそのままブラウザで使おうとするとき、
exports is not defined
といったエラーに遭遇した方もいらっしゃると思います。
これは、ブラウザで動かすときと、サーバ側で動かす場合で、デフォルトで用意されているオブジェクトが異なるのが原因です。
そこで exports が undefined であるか確認し、 exports があれば、それに関数など exports したいものを入れていき、exports がなければブラウザ用のコードということで、自分が使いたい名前空間を定義します。
ここでは、3つのソースコードを定義します。
- 共有するコード
- share.js
- サーバサイド(node.js)で実行するコード
- server-share.js
- クライアントサイド(ブラウザ)で実行するコード
- client-share.html
これは、サーバとブラウザの両方で共有するためのコードです。
/* * share.js * Copyright (C) 2018 kaoru <kaoru@localhost> */ (function(exports){ 'use strict'; exports.foo = function(){ return "foo"; } })(typeof exports === 'undefined' ? this.share = {} : exports);
サーバサイドの node.js のコートです。
/* * client-share.js * Copyright (C) 2018 kaoru <kaoru@localhost> */ (function(){ 'use strict'; var share = require('./share.js'); console.log(share.foo()); })();
実行方法は以下の通りです。
$ node server-share.js
これは、クライアント(ブラウザ)側で実行するコードです。 都合により、コードの<>は、全角になっているため、半角になおしてご利用下さい。
<html> <head> <meta charset="utf-8" /> <title>Server-Share</title> </head> <body> </body> <script language="javascript" src="./share.js"></script> <script language="javascript"> document.write(share.foo()); </script> </html>
まとめ
ちょっと工夫して、コードを書くことで、サーバサイドでもクライアントサイドでも利用できるコードになります。
関連項目
ツイート
スポンサーリンク