node.jsによるHTTPサーバの作り方

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node.jsによるHTTPサーバ(Webサーバ)のHello Worldプログラムの作成方法を説明します。httpモジュールを使用することで、簡単に作成できます。

読み方

Hello World
はろー わーるど

概要

node.jsによる簡単なプログラムを紹介します。JavaScriptでHTTPサーバを起動します。なお、HTTPS(SSLによる暗号化)のサーバを作成する場合には、httpsモジュールを使用します。詳細については、node.jsによるHTTPSサーバの作り方をご参照ください。

ソースコード

このプログラムは、8080でlistenします。

http.js

/*
 * http.js
 * Copyright (C) 2014 kaoru <kaoru@bsd>
 */
var http = require('http');
var server = http.createServer();
 
server.on('request', doRequest);
server.listen(8080);
function doRequest(req, res) {
	res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'});
	res.write('Hello World\n');
	res.end();
}

実行例

まず、サーバを起動します。 

$ node http.js

http://localhost:8080/ にアクセスします。

curlコマンドでのアクセスの例です。 

$ curl http://localhost:8080/
Hello World

レスポンスヘッダ込みの実行例は以下の通りです。 

$ curl -i http://localhost:8080/
HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: text/plain
Date: Sat, 05 Apr 2014 09:55:08 GMT
Connection: keep-alive
Transfer-Encoding: chunked
 
Hello World

http.jsは、自動的に終了しないため、nodeコマンドの終了は、C-c です。

http.createServerの他の使い方

http.createServerに処理をそのまま渡すこともできます。 

var http = require ('http');
http.createServer (
		function (req, res) {
			res.writeHead (200,
				{'Content-Type': 'text/plain'}
				);
			res.end ('Hello World\n');
		}
		).listen (8080);

関連項目



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