「確定申告とアフィリエイト」の版間の差分
提供: 金融関係
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2015年2月15日 (日) 19:13時点における最新版
目次
概要
アフィリエイト で所得がある場合は、確定申告が必要な場合があります。
アフィリエイトで確定申告がどうか
給与所得者
給与所得者(会社員、パート、アルバイト)は、 アフィリエイトの所得が20万円を超える場合、確定申告 が必要です。
20 万円 < 所得 = 利益 - 必要経費
アフィリエイトだけが所得の人
アフィリエイトだけが収入の学生、主婦、無職の場合は、アフィリエイトでの所得(利益から必要経費を差し引いた額)が38万円を超える場合に、確定申告が必要です。
38万円 < 所得 = 利益 - 必要経費
所得の区分
アフィリエイトの所得は、雑所得です。 しかし、開業届を出している場合は、事業所得です。
アフィリエイトでの経費
利益を得るためには、経費を必要とします。 全額が必要経費として認められるわけではありません。 必要となる備品や通信費の一部が経費とすることができます。 アフィリエイトに関わる部分が必要経費として認められます。 たとえば、通信費を按分(あんぶん)し、通信費の一部を経費とします。 按分の割合は、それぞれの状況によって異なるため、税理士や税務署に相談して決めましょう。
アフィリエイトの必要経費の例
経費として認められるのは、アフィリエイト のために必要なときです。 以下は、アフィリエイトで、必要経費として認められるものの例です。
- プロバイダ料金
- パソコン本体、ソフトウェア、プリンタ
- 書籍代
- セミナー参加費、交通費
- 交通費
- 食事代
- 家賃
- 光熱費
項目 | 説明 |
---|---|
文房具など | 1品10万円未満の消耗品や事務用品 |
通信費 | 電話台、プロバイダ費用、宅配便 |
設備費 | パソコン、プリンタ、ソフトウェアなど。修理代、メンテナンス代。 |
サービスに関わる費用 | レンタルサーバ、ドメインなど。 |
書籍代 | 新聞、雑誌、資料用の書籍など |
交際費 | 打ち合わせのための費用 |
交通費 | 取材や打ち合わせのために使用した電車賃やタクシー代など |
宿泊費 | 取材や打ち合わせのために使用した宿泊費 |
事務所の家賃 | 自宅の場合は、使用している割合で計算 |
電気、ガス、水道代 | 自宅兼用の場合は、使っているだけ按分 |
確定申告の種類
- 基本的には、こちらで十分でしょう。
- 個人事業主の場合
所得税の税率
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円 - 300万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円 - 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円 - 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円 - 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円 - | 40% | 2,796,000円 |
所得の合計が500万円の場合、所得税は、以下の通りです。
500万円 x 20 % - 427,500円 = 572,500円
住民税
住民税 は、 10% です。