「自己資本利益率 ROEとは」の版間の差分

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2016年1月31日 (日) 17:58時点における最新版

ROE とは、自己資本利益率 です。企業の自己資本に対する当期純利益の割合を意味します。ROE が高い企業は、資本をうまく活用でき、成長性が見込まれる会社になります。

読み方

ROE
あーるおーいー
自己資本利益率
じこ しほん りえき りつ

概要

ROE とは、自己資本利益率 です。企業の自己資本に対する当期純利益の割合を意味します。

ROEとは?

ROE とは、自己資本利益率 です。企業の自己資本に対する当期純利益の割合を意味します。

ROE とは、会社が株主から集めた資金に対して、企業がどれだけ利益を生み出しているのかがわかる、指標です。

ROE の値が高いほど、株主資本をより効率的に利用し、より多くの利益を上げていることになります。

ROE が高いほど、会社の成長性があると考えられます。成長性が高ければ、配当 などの株主還元も期待できます。

ROEとは何の略?

ROE とは Return On Equity の略です。

ROEの計算式

ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本

または

ROE = EPS(一株あたりの利益) ÷ BPS(一株あたり純資産)

ROEの基準

ROE は、 10% 以上で評価できます。

ROE, PBR, PER

PBR(株価純資産倍率) が低く、株主資本に対する株価の評価の低い会社は、

  • ROE が低いか
  • PER が低いか
  • ROEとPERの両方が低いか

のいずれかになります。

上記の場合

  • 株主資本の資本効率が悪く、収益が上がっていないか
  • 将来の増益が期待できない
  • 両方を満たしている会社

が考えられます。

ROE x PER = PBR
ROE = (一株あたりの利益 / 一株あたりの株主資本)
PER = (一株あたりの株価 / 一株あたりの利益)
PBR = (一株あたりの株価 / 一株あたりの株主資本)

高ROE銘柄に注意

ROE が高い銘柄は、すでに株が買われすぎている可能性があります。 ROE だけみて、株を仕込むと、高値掴みの可能性があります。

高ROEな企業の特徴

ROE の高い企業の特徴は、以下の通りです。

  • 自己資本率が高い
  • 売上の成長率が高い
  • 売上高、営業利益率が高い

まとめ

  • ROE が高いほど、会社の成長性が期待できます。

関連項目