アメリカが利上げをすると株価どうなるのか?
提供: 金融関係
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アメリカの利上げをするのは、2015年の9月頃ではないか、という話が出てきています。アメリカの利上げによって、株価は、どうなるのでしょうか。その後、利上げの時期は、10月か12月、もしくは来年という予測がありました。9/24のイエレンFRB議長の年内利上げを示唆しました。
読み方
- 利上げ
- りあげ
概要
アメリカが利上げを行うことによって、為替や株価に影響が出ます。アメリカと日本の両方に影響が起こります。
- アメリカでは、金利が上がり、ドル高になり、株が売られ、債権が買われる。
- 日本は、円安が進み、海外投資家がポジションをクローズし、輸出企業の業績が伸びる。
利上げとは?
アメリカの利上げとは、アメリカの主要政策金利フェデラル・ファンド金利の目標をFOMC(連邦公開市場委員会)が引き上げることです。
- アメリカの景気が冷え込んだとき
- 金利を引き下げます
- アメリカの景気が過熱気味のとき
- 金利を引き上げます
サブプライムショック、リーマンショックの金融危機の発生により、FOMCは、フェデラル・ファンド金利の目標を下限の0.25%として、実質的なゼロ金利政策をとってきました。
アメリカの景気が回復してきたことにより、FOMCは、金利の引き上げを検討しています。
アメリカが利上げを行うと?
- 世界のマネーがアメリカに向かい、米ドルが買われます。
- 銀行が企業に貸すお金の金利や預金の金利が上がります。
- 企業は資金調達コストが増えます。
- 金利が上がることにより、お金の動きが抑制されます。
- 海外の株を売る
- アメリカの金利が上がると、お金は、ノーリスクでリターンの得られる債権に向かいます。
- 金価格は、下落します。
アメリカの利上げによる、日本への影響
- 世界が米ドルを買うため、ドル高円安が進む
- 円安によって、輸出企業の利益が増え、輸出銘柄の株価が上昇する
- 輸出企業の株価の値上がりにより、日経平均株価が上昇する
- 円安が進むことによって、輸入コストが上がるため、輸入品の価格が上がる
利上げのやり方
- 2015年には、1回の0.25%利上げ
- 2016年には、4回の0.25%利上げ
FOMCのFF金利水準の予測
- 2015年 0.25%
- 2016年 1.25%
- 2017年 2.25%
- 長期 3%
利上げの時期
- 9/24のイエレンFRB議長の年内利上げを示唆しました。
- 2015年の10月、もしくは、12月
- 10月と12月に金制作を決めるFOMCが開催されます。
関連項目
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