相続時の株式の評価額は?
提供: 金融関係
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相続時には、相続する資産の評価額から算出される相続税を支払います。株式の場合は、どのように評価額が決まるのでしょうか?
読み方
- 評価額
- ひょうかがく
概要
株式の財産評価は、以下のものがあります。
- 上場株式
- 気配相場等の株式
- 取引相場のない株式
それぞれで評価基準が定められています。
上場株式
上場株式の評価は、以下の4つの中でもっとも低い金額で評価します。
- 課税時期(相続美、贈与日)の終値
- 当月の終値の月平均額
- 前月の終値の月平均額
- 前々月の終値の月平均額
負担付贈与では、取得した上場株式は、課税時期の終値で評価します。
気配相場等の株式
気配相場等のある株式とは、以下の3種類です。
- 登録銘柄・店頭管理銘柄
- 公開途上にある株式
- 国税局長の指定する株式
- 登録銘柄・店頭管理銘柄 は、上場株式と同じ方法で評価します。
- 公開途上にある株式 は、公開価格で評価します。
- 国税局長の指定する株式 は、2つのうちの安い金額で評価します。
- 取引価格と類似業種比順価額の平均
- 課税時期の取引価格
取引相場のない株式
同族株主か、それ以外か、などで評価は決まります。
詳細は、No.4638 取引相場のない株式の評価です。
株式の評価額
株式等の評価額は、時価 100% です。
株式に比べて、不動産などの資産のほうが相続では、有利です。たとえば、タワーマンション節税が人気です。
税制改正では、株式等の評価額の引き下げを検討しているようです。
関連項目
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