株式投資で資産を増やす方法
株式投資 で利益を出して、資産を増やす方法は、キャピタルゲインとインカムゲインの２つです。それぞれ、どういったものであるか、簡単に解説します。
読み方
- 株式投資
- かぶしきとうし
概要
株式投資 で利益を得るには、
- キャピタルゲイン
- インカムゲイン
があります。それぞれの言葉について、ここでは説明します。
キャピタルゲイン
キャピタルゲイン は簡単にいうと、株の売買の差額で利益を得ることを意味しています。「安い時に買って、高い時に売る」ことで、その差額が利益になります。
10000円で買った株を 15000円で売ると、5000円の利益になります。もちろん、取引にかかる手数料や税金もかかります。
景気の悪いときに仕込んで、良くなったら売る、のが一番良い方法です。
インカムゲイン
インカムゲイン とは、保有する株から得られる 配当金 や 株主優待 で得られる利益をいいます。
配当金
企業の利益の一部を株主に還元する場合に、配当金が出ます。配当金は、株数に応じて金額が決まります。配当金にも税金がかかります。配当は、株数に比例します。1株1円の配当が出る場合、100株もっていれば100円、1000株持っていれば1000円の配当金が出ることになります。
配当は、かならず出るというわけではありません。金額も一定ではありません。企業の業績がよければ、配当金が出たり、増額されることもあります。一方で、業績が悪化した場合、配当金が減額されたり、無配といって配当金が0円になることもあります。
配当の出る株を所有することで、どれだけの配当金による利回りがあるかは、配当利回りをみることで簡単にわかります。株価が安定して、配当利回りの高いものに投資する、というのも方法としてはありでしょう。
配当は、必ず出るものではありませんが、銀行の貯金の金利が 高くても 0.3%、メガバンクは 0.025% と非常に少ない状況となっています。 配当利回りの高い銘柄だと5%と利回りが高いため、銀行の肥やしにしておくよりも、お金に働いてもらうことができます。
預貯金に対する利息は雀の涙ほどのメガバンク(みずほ銀行、三井住友銀行, 東京三菱UFJ)ですが、配当利回りは、2-3% と高めです。つまり、100万円分投資すると2万円ぐらいの配当が得られます。
株主優待
企業が株主に対して、特典を1回以上、配るものが株主優待と言います。
株主優待には、いろいろありますが、
- 金券
- 割引サービス
- 商品
といったものがあります。
株主優待の利回りは、株主優待利回りで表すことができます。計算方法は、配当利回りと同じです。
金券は、お金と同じように使うことができ、換金性も高いため、人気があります。金券は、いつでもどこでも利用できます。また、有効期限もありません。不要であれば、金券ショップに売却できます。つまり、もらっても邪魔になりません。
金券の株主優待には
- クオカード(QUOカード)
- 図書カード
- ギフトカード
- お米券
などがあります。
株数によって、段階的に、株主優待の内容が良くなりますが、投資金額と同じように比例するわけではないため、投資に必要な額と株主優待利回りをよく見て、投資しましょう。
配当金と株主優待
配当金と株主優待の両方を含めた利回りを見た上で、投資することもできます。
関連項目
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