「外付けHDDや外付けSSDが壊れた場合の対処方法」の版間の差分
(相違点なし)
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2015年9月5日 (土) 13:56時点における版
パソコンやテレビなどにUSB接続で外付けHDDを接続して利用しています。物には壊れる定めがありますが、駆動系であるHDDは壊れやすいものです。そんな外付けHDDが壊れたときに、HDDを交換して、なんとか乗り越えて生きていくことをここでは説明します。
読み方
- 外付けHDD
- そとづけ はーどでぃすく
- 外付けSSD
- そとづけ えすえすでぃー
目次
概要
外付けHDD/外付けSSDは、いろいろな用途で利用されます。
- パソコンのバックアップ用ストレージ
- 録画機能を持つテレビの録画データの保存先
- たとえば、東芝の液晶テレビ レグザにUSBで外付けのHDDを接続することで、録画ができます。
HDDは、だいたい3-5年ぐらい使用すれば、壊れてしまいます。3-4年経過したあたりで、内蔵 HDD を交換することをお勧めします。
外付けHDDの構造は?
外付けHDDは、だいたい以下のパーツで構成されます。
- ケースそのもの
- USBのインタフェース
- 電源のインタフェース(USBで給電される場合にはありません)
- USBや電源とHDDを接続するための基板
- HDD本体
外付けHDDが壊れた状態とは?
外付けHDDが壊れた、というのは、いったい、どのような状態のことを言うでしょうか?
- 外付けHDD に内蔵されているHDDが故障した
- 外付けHDD の基板が故障した
外付けHDDに内蔵されているHDDが故障した場合
内蔵されているHDDが壊れた場合、おそらくストレージ内のデータをサルベージすることは難しいでしょう。
内蔵のHDDを交換することで、外側のパーツは流用できます。
外付けHDDの基板が故障した場合
外付けHDDは、基板が入っています。この基板(HDDそのものの基板ではありません)が故障してしまうと、パソコンやテレビなどの機器とHDDがやりとりできなくなってしまいます。ただし、HDD本体が壊れていないのであれば、別の方法でパソコン等に接続することで、保存されているデータにはアクセスできます。
内蔵されているHDDを取り外し、外側のケースを購入し、新しいケースにHDDを取り付けてやることで、HDDは流用可能です。
外付けHDDから内蔵HDDを取り外す方法
外付けHDDから内蔵HDDを取り外す方法は、
- マイナスドライバー
- プラスドライバー
があれば、だいたい可能と思われます。
外付けHDDとして売られている製品は、綺麗に解体するのは難しいかもしれません。バッファローの外付けHDDをいくつか解体してきました。外側のケースを開けるのに、少し苦労するかもしれません。というのは、外側のケースは、ネジ止めではなく、複数のプラスチックのツメでとめてあります。そのツメをマイナスドライバーなどで、外していかなければなりません。そのため、ケースに傷などの痕が残りやすくなります。
HDDを外付けにするための「外付け用のケース」とHDDを別々に購入している場合には、取り付け・取り外しが前提であるため、プラスドライバーなどがあれば、簡単に交換できるようになっています。
内蔵のHDDを交換するときに気をつけること
HDDを交換するときには、
- HDDの種類
- HDDのサイズ
- HDDの容量
- HDDのインタフェース
などを注意する必要があります。
HDDの種類
外付けHDDといっていますが、
HDDのサイズ
HDDのサイズでは、大きくわけて、以下の項目に注意が必要です。
- サイズが2.5インチなのか、3.5インチなのか?
- ケースに収まる大きさであるか?
HDDの容量
交換するHDDの容量が、交換前と同じであれば、問題はないでしょう。 交換後のHDDの容量が大きい場合、
- 接続機器が認識できない
- HDDのケース自体が対応していない
といった場合があるため、注意が必要です。
古い液晶テレビだと、2TBまでしか識別できない、といったことがあります。大は小を兼ねる、という言葉がありますが、「認識できなくて利用できない」というケースも想定されますので、兼ねられないこともあるので、注意が必要です。
HDDのインタフェース
もうほとんどの場合、IDEインタフェースは滅びているかもしれませんが、一応、注意項目として上げておきたいと思います。 外付けケースでは、インタフェースが
- SATA
- IDE
のいずれか、もしくは、もっと新しいインタフェースであるか、調べてください。異なるインタフェースは、接続できない、もしくは、変換するためのパーツが必要になります。